遊びをせんとや

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親との付き合い方 ~病院から届いたはがき~

2022-12-30 06:36:43 | 介護
私の母も父もガラケーどころかスマホなどは全く持っていない。
だから入院してしまって面会できないと全く連絡が取れない。
緑電話はあるにはあるが耳が遠いので無理だと思う。

ということで、手紙を書くことにした。
サインペンででっかい文字で手紙を書き、返信用の絵葉書に私の住所を書いて一応同封しておいた。
自分で書くことが難しければ看護師さんに頼んでくれたらなとかすかに希望を託した。

2通目の手紙を病院に持っていった次の日に返信のはがきが来た!

絵葉書は母も喜ぶだろうと宮脇綾子のアップリケの作品。

通信欄にはこれだけだったが、たぶん忙しい看護師さんの手を煩わせたであろう。
でもすごくほっとした。
食欲がないから心配していたので、良かった。

また年内で今度は写真付きで手紙を郵送しようと思う。

ふと向田邦子さんのエッセイを思い出した。
戦時中に疎開した向田さんの妹さんにお父さんが沢山のはがきを持たせ、
それに「大丈夫だったら〇を書いて投函しなさい。」と。最初は大きな〇だったのがすぐに小さい〇になる。
そのうちに×になってくる。「眠る杯」のなかの「字のないはがき」と言う作品だ。


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