エスプリの香り

あまり意味はないんだけれど・・・

フィアット500 1.4L カーナビ取付

2021-03-30 | くるま
 F.B.友のKさんが、わざわざ神奈川県から来ていただき
本人の車にカーナビを取付することになりました。

 私は、カーナビ取付は得意の分野であるから
お手伝いさせていただきました。

 配線をして、電源を入れるとKさんが言われるように
カーナビの画面が出るけど音が出ない。
しかし、純正のカーステレオを付けると音が出るそうです。
しかも、このカーナビは、私の車で動作を確認して
音は出ました。

 ※どこが違うか?ISOカーステ、カーナビコネクター
  上に付くコネクターの配線が2本多い。
 純正カーステの信号名を見ると
A-AF-LとA-AF-Rと書いてある。なんの略?
(後で分かる。下の文章参照)

 ともかく、信号がどこまで出ているか調べたら
なんと、ISOコネクター変換するところ(スピーカーへ行く線)
のところまで音は出ている。

 ドアスピーカーに配線が繋がっていないようだ。
仕方ないので、ドアトリムを外してテスターチェックしよう
とドアトリムを外そうとしたが、外れない。


 勿論、セオリー通りにドア肘掛けの部分のネジを外し
インナードアハンドルのところもネジは外しました。
そうしたら、スピーカー部分が両面テープで接着されていました。


 なんとか、ドアトリムを外してテスターで導通チェックしたら
ドアスピーカーとISO変換コネクター間に導通は無し。
はぁ?。

 ココで解った事は、最初に書いたA-AF-LとA-AF-Rに
信号が入ると、リレーか何かでONしてスピーカーが
アクティブになる回路がある。
だって、ISO変換コネクターの線色と、スピーカー端子に
繋がる線色が違うし、太さも違う。

 ココで、ISO変換ケーブルから線をカットして
直接スピーカーに配線するように、ギボシを追加して
線を通す。
(ドアのゴム蛇腹に線を通し、ドアまで持って来て
スピーカーに配線する。)

 コレを左右やって、ツイーターの配線も直結で行う。
ツィーターは、ネットワークコンデンサがスピーカー側に
入っているから、大丈夫です。

インパネ、ドアトリム分解中の写真

 この後、イロイロとあってなんとか取付完了したが
カーナビのセキュリティランプが点いて、キーを受付け
しなくなる。
暗くなったので、カーナビを組込んで終了。
Kさんに、帰り道の道案内をして
「ココを右折したら、高速道路だよ。」
その時、カーナビは動き出したそうです。

※ココでセキュリティランプが点いた意味が初めて
 解った。バッテリーの電圧が下がってきた事。

という訳で、1日楽しませていただきました。

 約10時間の格闘でした(笑)

【20210331追記】
昨日は、夜遅くて、完成写真が撮れなかったが
Kオーナー様から写真を頂いたので貼りつけておきます。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿