気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

C62型 SLスチーム号 ・ 京都鉄道博物館(京都府)

2021年01月16日 | 鉄道の博物館/記念館
京都鉄道博物館へはこれ迄に何度も訪れてましたが、昨年はコロナの関係で休館や入館制限等もあって一度も行く事は出来ませんでした。これ迄に撮りだめした中から、同博物館前身の梅小路蒸気機関車館時代に撮った写真を含めて、我が国最大のSL C62型 の姿をまとめました。

博物館内には往復で約1Km程の専用レールが敷設されてSLスチーム号が運転されており、所要時間は約10分程の小さなSLの旅が楽しめます。

C62型SLは国鉄時代には本線上を高速で走る急行や特急列車等の優等列車を牽引して活躍してました。
この「C62 2」のSL前方の側面には燕のマークが付けられてますが、これは東海道本線を特急「つばめ」として活躍していた印です。






[ご参考]
SL正面プレートの「C62 2」はC62型SLでの2号機を意味してます。
機関車の主軸の数はアルファベットABCD・・で表わします。Aから数えるとCは3番目なので、このC62型は大きな動輪を装着した3本の主軸を持ったSLを表わしてます。

転車台に乗ったC62SLを側面から見ました。主軸に大きな動輪を装着したのが3ヶ所に見えます。


余談になりますが鉄道ファンでなくても耳にした事があると思うSLの「デゴイチ」つまりD51は4本の主軸を持っています。
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リニア・鉄道館 の 珍しい車輌 (愛知県)

2020年10月29日 | 鉄道の博物館/記念館
2011年3月にJR東海がオープンした鉄道関連の博物館です。東海道新幹線の各種車両及び在来線から超伝導のリニア新幹線の試験車両まで、高速鉄道の進歩が展示されてます。

その中で一般乗客を乗せて運ぶ車輌ではなく、普段は目にする事が少ない車輌がありました。

【1】オヤ31形式 : 建築限界測定車 で「おいらん車」とも呼ばれています。
車体の周囲に接触式センサーが付いており車輌が走行する時、線路周辺の建築物(トンネルの壁面や橋脚他)に接触する事が無いかを測定する車輌です。車輌からセンサーが沢山出ている状況が、花魁(おいらん)がかんざしを挿してゆっくり歩いている姿を彷彿とさせる事から「おいらん車」とも呼ばれています。




周辺の建築物に接触するヶ所があれば、センサーは倒れる様になってます。


【2】922形式 : 新幹線電気軌道総合試験車 
東海道新幹線開業前の試験車両を走行しながら架線、信号、軌道の検査測定を行なう様に改造されました。車体の色から「ドクターイエロー」と呼ばれてます。
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SLスチーム号 C612 ・ 京都鉄道博物館

2020年01月18日 | 鉄道の博物館/記念館
京都鉄道博物館では本線で客車列車を牽引して活躍していたSLが、トロッコ客車を牽引して来館者を乗せて毎日博物館の構内を走行しています。

1日の走行を終えて転車台で方向転換のうえ、側線へ入って石炭や水の補給を受けます。転車台へSLがゆっくり進入してきました。


後退して側線に入ります。


補給が終わった後に再度転車台で方向転換をして、後方の扇形機関庫に入ります。


扇形機関庫に収納されて1日が終わりました。お疲れさまでした。


この扇形機関庫は国の重要文化財に指定されています。扇形機関庫の中心部には必ず転車台が設置されていて、SLが現役時代には欠かせない重要な設備でした。SLからディーゼルや電車に置き換わった現在では見かける事は少なくなりました。



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郷愁を誘う駅 ・ 京都鉄道博物館 (京都府)

2019年11月25日 | 鉄道の博物館/記念館
京都鉄道博物館内に「昭和乃駅」と名付けられた木造駅舎があり、昭和の懐かしい雰囲気が漂っていました。昭和時代の駅舎の前には、やっぱり丸型の郵便ポストが似合いますね。


駅舎内に入りました。


懐かしい映画「海底二万哩」のポスターが掲示されています。


改札口には自動改札機は当然無くて、改札係職員が勤務する木造のラッチが有りました。ホームには国鉄色のキハ「特急くろしお」が入線しています。



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我が国最大のSL C62型 ・ 京都鉄道博物館

2018年07月05日 | 鉄道の博物館/記念館
日本最大の蒸気機関車C62型が、京都鉄道博物館で「SLスチーム号」として運転されています。

このC62型SLは、かっては本線上を高速で走る優等列車を牽引していました。現在JRの在来線が採用している狭軌の路線(軌間:1067mm)で走行するSLとしては、世界最速記録を誇っています。

SLスチーム号が、後退しながら発車して行きます。


1日の走行を終えたSLは、側線に入って石炭の補給や点検を受けます。


係員の方の身長と同等の、直径1750mmの動輪を装着しています。


来館者も「わー 大きいな!」と、巨大なSLを見上げていました。









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