気ままな撮影紀行

鉄道写真をメインに航空機や一般の
風景写真等の撮影に出かけました。

私の もう一つの趣味 登山に関して私の考える事

2015年01月21日 | その他所感
当ブログでは これまで鉄道写真、旅行先での写真等をアップしてきました。今回は、私のもう一つの趣味の登山に関して、私の考えを述べさせていただきます。

ここ3年程は趣味の軸足は、鉄道写真撮影に傾いて山からは遠ざかっていますが、私は登山を始めてから、もう30年以上経過しています。登山を始めた頃は毎年、夏の北アルプスの槍、穂高方面の縦走に出かけていました。昭和50年代の中頃に八ヶ岳方面(長野県と山梨県にまたがる山の連峰)の登山に行った時、宿泊した山小屋で夕食後に小屋番の方や同宿した登山客の方と一緒に酒を飲みながら、山談義に花が咲いたのが新鮮な印象を受けました。時には山小屋のオーナーも一緒に加わって、盛り上がる事もありました。

それまでの北アルプス登山では、山小屋に宿泊しても小屋番の方と話をするのは、小屋に到着して宿泊手続きをする時だけでしたのが八ヶ岳の山小屋での、又 違う雰囲気にすっかりハマってしまい、いつの間にか山小屋の常連になってしまいました。その後は毎年、春のゴールデンウィーク(アイゼン、ピッケル等の冬山の装備が必要)と夏山、正月の冬山にも出かけました。

私が思うには登山をされない方から見ると“ 山登りは 危険だ ”と思われる方が多いのではないでしょうか?
しかし、私はそうは思いません。登山をする事と自動車を運転する事を考えれば、車の運転の方がはるかに危険だと考えます。

自動車の運転では、自分が不注意等の過失の無い100%完璧な運転をしていても、相手がぶつかってきて怪我をしたり、最悪は死亡する事故が多くあります。

登山の場合は、
① 自分自身の技術レベルを認識する。
② 気象情報を把握した上で、登山ルート上では的確な状況判断をして行動する。
③ 登山をしようとするコースに合った装備、服装にて入山する。

以上の様に100%完璧な装備、状況判断にて行動をすれば、山での事故はゼロにはならない迄も自分自身の力、行動でゼロに近づける事は可能と考えます。ただ、登山装備を用意していても、装備によっては使用方法を誤れば事故につながる恐れが有るので注意は必要です。

春のゴールデンウィークに八ヶ岳の山小屋(標高:約2.400m)で宿泊していた時に、当日に登って来た学生風の人から「こんな春山では、どんな事に気をつけたらいいですか?」と問われた事がありました。その時は小屋の周辺でも 1m程の積雪が残っていました。その人の足元を見れば、スニーカーのままで雪山を登って来た為、靴はビチャビチャになっていた事から、「そんな格好でこんな所まで入って来る事自体問題外で、気をつける事 云々以前の問題だ。」と言った事がありました。

登山装備を用意したから事故は防げるものではありませんが、登山ルートにあった最低限の準備をした上で、入山すべきです。

以上これまでの登山経験をした事を踏まえて私の考えを述べさせていただきましたが、決して山を甘く見ているわけではありませんので、一言申し添え致します。
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