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【心 de 経営】 美しい日本語再入門 104 自分の意見を通したいときのひと言 6-127-4a10

2024-08-08 11:05:39 | 【心 de 経営】 表現力を高める

  【心 de 経営】 美しい日本語再入門 104 自分の意見を通したいときのひと言 6-127-4a10 


 私には、「正しい日本語」とはなにか、というようなことを書いていくだけのバックグラウンドがあるわけではありません。一方で、人前でお話をする機会が多々あります。少しでも「美しい日本語ですね」と言われるような言い方をしたいと平素からこころがけています。
 わたくしなりに「美しい日本語とは何か」ということを常に考えるようにしています。ここでは、わたくしの模索をご紹介することによって、わたくし自身の日本語の能力を高めていきたいと考えています。
 文法的に間違えていたり、社会的通念に反するようなことを、意図せずにお伝えしたりすることもあるかもしれません。その点をご容赦くださり、読者の皆様の判断で参考にしたり、時には反面教師として利用したりしてくだされば幸いです。
104 自分の意見を通したいときのひと言 6-127-4a10
 世の中には、”声の大きな人”もいれば、声を出せない人もいます。声が大きい人というのは、声量も大きく、自信ありげに話すことが多いですので、他の人は、それに引きづらレテしまうことが多いです。その人が、上の立場にあったりしますと、どうしても押し切られてしまいます。
 「今、お話したことは、会社にとっても重要な施策ですので、私としては絶対に譲ることができません」などと言われてしまいますと、二の句を継ぐことができません。これでは議論になりません。
 「私の、この提案こそがベストですので、これでゆきましょう」ときめつけ、独善的な考えで、押しつけ的な態度で臨まれますと、他の人からは総スカンを食う可能性もあります。
 議論・交渉というのは、相手がいることです。相手を無視しては議論・交渉は成り立ちません。一方で、自分の考えをキチンと伝えることは必要です。その上で、「以上が、私の考えで、お話したいのはこの一点だけなのです。如何でしょうか」というように、相手の意見を聴く姿勢を表すことにより、押しつけがましさなどを軽減できます。
 自分の意見や考えを通したいときには、ごり押しではなく、また高圧的・上から目線ではなく、相手と対等な立場で、同じような目線で接することが、成功に近づけるのではないでしょうか。
 

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