【カシャリ!ひとり旅】 石川県金沢市 加賀百万石の街を散策
若い頃からひとり旅が好きで、経営コンサルタントとして独立してからは、仕事の合間か、旅行の合間に仕事をしたのかわかりませんが、カメラをぶら下げて【カシャリ! ひとり旅】をしてきました。
旅は、時間に追われる現実からの開放、明日への糧となります。
写真は、自分の記録であるとともに、お節介焼き精神から、他の人に情報提供も兼ねてとり続けてきました。
何を思って撮影したのだろうか? 自分も行ってみたい・・・
他の人に、そう思っていただける写真を撮りたいと思って、ライフワークとして、続けられるだけ続けてまいりたいです。
■■ 石川県金沢市
https://www4.city.kanazawa.lg.jp/
金沢市(かなざわし)は、石川県のほぼ中央に位置し、石川県の県庁所在地です。圏内最大の都市であり、中核市に指定されています。地理区分としては、中部地方、北陸地方、北信越地方に属します。
2000年以降、人口は横ばいを続けていて、46万人ほどの状態が続いています。
江戸時代には、江戸幕府(約800万石と言われる)を除いて、大名中最大の102万5千石の石高を領した加賀藩(「加賀百万石」)の城下町として栄えました。人口規模では、江戸・大坂・京の三都に次ぎ、名古屋と並ぶ大都市であったほどの繁栄ぶりでした。
第二次世界大戦中に、米軍の空襲を受けず、市街地に歴史的風情が今なお残っています。その顕著な例として、長年の都市文化に裏打ちされた数々の伝統工芸が残っていることです。
日本三名園の一つとして知られる兼六園や、加賀藩の藩祖・前田利家の金沢入城に因んだ百万石まつり、さらに庶民文化(加賀宝生や郷土料理の治部煮等)などが代表的で、観光都市として知られています。
2009年には、神戸市、名古屋市に続く3番目の、ユネスコの創造都市に認定されました。クラフト&フォークアート部門ではアジア初です。
北陸三県を管轄する国の出先機関が置かれ、大企業の「北陸支社」「北陸支店」も金沢市に置かれることが多いのも、金沢の今日の繁栄に繋がっています。。
地形面でみますと、南東部は山地で、金沢市の最高峰・奈良岳(1,644m)があり、市内を流れる犀川の水源となっています。
金沢川から望む北アルプス
北アルプス 飛驒山脈(ひださんみゃく)
富山県、新潟県、岐阜県、長野県に跨って連なる山脈です。木曽山脈(中央アルプス)、赤石山脈(南アルプス)と共に日本アルプスと呼ばれます。
山脈の主要部分は、中部山岳国立公園に指定されていて、山脈の最高峰は、標高3,190mの奥穂高岳で、富士山と北岳に次いで日本で3番目に高い山です。
東茶屋街
東茶屋街 ひがしちゃやがい
https://www.kanazawa-kankoukyoukai.or.jp/spot/detail_10212.html
卯辰山山麓を流れる浅野川の川岸には、古い街並みが残り、昔の加賀百万石の時代を映す面影をとどめています。「キムスコ(木虫籠)」と呼ばれる美しい出格子がついている建物が並ぶ、通称「東茶屋街」で、武家屋敷と共に、金沢の観光名所となっています。
灯ともし頃にもなれば、今でも軒灯がともる茶屋から三味線や太鼓の音がこぼれてきます。五木寛之著「朱鷺の墓」の舞台としても知られています。また、平成13年に国の重要伝統的建造物群保存地区に選定され、「街並みの文化財」として保存策が進められています。
浅野川に架かる梅ノ橋
浅野川
金沢市内には、卯辰山山麓を流れる2つの川があります。
犀川を男川と喩えられるのに対して、浅野川は女川と称され、金沢市民に親しまれています。犀川と共に、友禅流しの川でもあります。
尾山神社
鳥居の奥のユニークな建物は「神門」
尾山神社 おやまじんじゃ
http://www.kanazawa-kankoukyoukai.gr.jp/spot_search/spot.php?sp_no=167
明治6年に創建された加賀藩祖・前田利家と正室のお松の方を祀る神社です。
明治8年に建てられた神門は、和漢洋折衷の3層式で、明治初期に建てられた数少ない擬洋風建築遺構の1つであり、国の重要文化財に指定されています。
3層目には、ギヤマンがはめ込まれ、夕刻にはギヤマンが夕日に映え、日没から午後10時まで、明かりが点灯します。
境内には、琴や琵琶など雅楽の楽器を模した橋や島を配した庭園や金沢城二ノ丸の門であった東神門もあります。
金沢城
金沢城公園
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/
天正11(1583)年、前田利家が金沢城に入り、その直後から本格的な城づくりが始められました。キリシタン大名として知られる高山右近を招き、築城の指導をを仰いだと伝えられています。
当初は重臣たちの屋敷があり、決して広い城ではありませんでした。慶長7(1602)年に、天守が落雷で焼失しましたが、その後、天守は再建されずにいます。本丸には、三階櫓と二の丸には御殿が建てられました。
火災の後、二の丸の拡大したり、武家屋敷が城外へ出されたり、内堀を掘り、土を掻き上げて各曲輪が区画されていきました。
一旦、整備されたものの、宝暦9(1759)年の火災で、城のほとんどを焼失しました。
その後の再建では、実用性を重んじ、二の丸を中心とした整備が行われ、本丸の櫓は再建されませんでした。現存する石川門は、この後天明8(1788)年に再建されたものです。
平成13年に菱櫓・五十間長屋・橋爪門続櫓が復元され、安政頃の景観が再現されました。(公式サイトを参照して作成)
玉泉院丸庭園
玉泉院丸庭園
http://www.pref.ishikawa.jp/siro-niwa/kanazawajou/gyokusen-in/index.html
玉泉院丸庭園は、加賀藩三代藩主「前田利常」による、寛永11年(1634)の作庭に始まります。その後、五代「綱紀」や十三代「斉泰」などの歴代の藩主により手が加えられながら、廃藩時まで金沢城内玉泉院丸に存在していた庭園です。
饗応の場として活用された「兼六園」に比べ、藩主の内庭としての性格が強い庭園だったと考えられています。
庭園は、城内に引かれた辰巳用水を水源とする池泉回遊式の大名庭園です。池底からの周囲の石垣最上段までの高低差が22mもある立体的な造形でした。
滝と一体となった色紙短冊積石垣などの、意匠性の高い石垣群を庭の構成要素としています。他に類を見ない独創的な庭園であったと考えられています。(公式サイトを元に作成)
兼六園
兼六園
https://kenrokuen.or.jp/
金沢といえば「兼六園」を連想しますが、岡山の後楽園、水戸の偕楽園と共に「日本三名園」のひとつとして知られています。江戸時代を代表する林泉廻遊式庭園です。
春の桜、秋の紅葉、冬の雪吊りなど四季折々の美しさを見せ、いつ訪れても素晴らしい景観を見せてくれます。
兼六園の写真として必ず登場するのが「ことじ灯籠」や雪吊りされた「唐崎の松」などです。園内には他にも美しく興味深い名勝がいっぱいあります。
長町武家屋敷跡
長町界隈は、かつての藩士が住んでいた屋敷跡です。
「長町武家屋敷跡」として、観光客に人気の高い場所のひとつです。
土塀の続く町並みの中では、今も市民生活が営まれています。
石畳の小路を観光客が散策し、当時の雰囲気をしのんでいます。
リスト http://www.glomaconj.com/butsuzou/meisho/indexmovie.htm
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