kenharuの日記

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出航

2012-10-02 | 旅行記
道の駅「スペース・アップルよいち」の朝。
台風が遠くに去り、久し振りの快晴になった。
今日の航海は穏やかになるだろう。


友人に見送られて、道の駅を後にした。


小樽市内のスーパーで、昼の弁当を買った。
いつものことだが、船内の食事は、昼は持ち込み弁当で、夜はレストランである。

出航1時間半前に、フェリー乗り場に到着。
カミさんと受付窓口に行って、乗船手続きをする。
若い女性係員が「88割引ですので、年齢を確認させてください」。
二人の合計年齢が88歳以上だと3割引が適用されるのだ。

ボクは免許証で66歳を確認してもらったが、カミさんは免許証を駐車場のクルマに置いてきた。
「駐車場まで取りに帰らねばなりませんか?」
「はい」
「88歳から66歳を引くと何歳になりますか?」
「22歳です」
「ボクの奥さんが22歳以下に見えますか?」
「見えません」
「それでも免許証が要りますか?」
「必要です」
カミさんがクルマから戻るまで、窓口の事務処理が滞った。

北海道に来る時は、バイクキャリアから自転車を下ろさせられ、車内に入れたが、今度は誰も何も言わないので、そのまま乗船することが出来た。
100ボルトの電源を貰う関係で、1階の甲板に、一番最後に乗船した。
電源を引く場所は広いので、積んだ自転車は誰の迷惑にもならない。


ツインルームに手荷物を運び込むと、間もなく、車内放送のスピーカーからドラの音が流れ、定刻の10時半に出航。
100余日間、北海道でお世話になったことを思い、しだいに遠ざかる小樽港に最敬礼をした。
明朝の新潟港到着は6時の予定である。
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