晴れた日の午前中に元気いっぱいで

道の駅「はが」の朝。
天気予報どおりの快晴。
二人とも良く眠れて元気いっぱい。

自宅までは、あと８８キロしかない。
朝食を終えると自宅へ向かった。
長旅からの帰宅は、「晴れた日の、午前中に、元気いっぱいで」と決めている。
３ヶ月ぶりの自宅には沢山の仕事が待っているからだ。

わが家は湿気の多い古家なのに、カミさんは大のカビ嫌いである。
最初の仕事は、寝具とじゅうたん類を日干ししながら、古屋に風を入れること。
それから大掃除にかかる。
掃除が済んだら、ようやくキャンピングカーから自宅への引越し作業だ。
毎度のことだが、こんなに積んでいたのかと、物量の多さと重さに驚く。

駐車場に置きっ放しの乗用車はホコリだらけ。
屋根だけのカーポートでは、車が雨に洗われることがないからだ。
手早く水洗いして、外しておいたバッテリー端子を繋ぎ２時間ほどアイドリング充電。
これで食料品の買出しに出かけられるが、今日は行くヒマがない。

長旅からの帰宅は季節の変わり目に当たるから、自宅の寝具や衣類を秋物に取り替えなければならない。
休憩がてらに溜まっていた郵便物に眼を通すと、急がなければならない連絡や手配が必ずある。
二人とも夕方まで働きっぱなしだった。

３ヶ月間のツケをまとめて払っているような一日だった。