kenharuの日記

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川の幸、海の幸

2012-07-21 | 旅行記
道の駅「いわない」の朝。
晴れ上がったが、今日も風が涼しい。

晩飯のオカズにと、近場の川でヤマメ釣りをした。
この間、カミさんは車内で読書。

水温が低いのか、食いが悪い。
おまけに釣れるのは小型ばかり。
唐揚げは小さいほうが美味しいのだが、面白みには欠ける。
16匹釣ったところで、お終いにした。
今晩のオカズには、もう十分である。

岩内温泉「グリーンパーク」に入る前に、隣接する森林公園を散歩した。
公園は、市街を見下ろす高台にある。

写真の左上、海の向こう側に、泊原子力発電所が写っている。
今夜はこの泊村で花火大会があるらしい。

温泉に浸かってから、岩内港に戻ると、岸壁でイワシが釣れていた。
サビキ釣りの大好きなカミさんが「釣ろう!釣ろう!」
で、お姫様釣りが始まった。
入れ食いのサビキは満艦飾。
カミさんは「ワーイ、ワーイ♪」と釣り上げる。
ボクはもっぱら、魚はずし専業。

一度に5匹を釣り上げて、喜ぶカミさん。

魚はずしの手指に、時々釣り針が刺さる。
「100匹釣る!」と言うカミさんを制止して、なんとか80匹ぐらいで、やめてもらった。

晩飯のオカズは、ヤマメの唐揚げに、イワシの酢漬けが加わった。

川の幸に海の幸。
ビールが旨い。

イワシを釣ったその場所で、調理をして、晩飯を食べ、そのまま車中泊となった。

残りのイワシは、干し網に入れてクルマにぶら下げ、一夜干し。

食後のお茶を飲んでいると、車窓から泊村の花火が見えた。
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ウニ丼

2012-07-20 | 旅行記
道の駅「いわない」の朝。
岩内港を自転車で走り回ってみたが、どこにも釣り人が見えない。
ということは、魚も居ないのだろうな。
釣りをあきらめ、午前中は漬け込んでおいたホタテを干して、船着場で燻製にした。

昼前にスキー場近くのホテルグリーンパークに、食事と入浴に出かけた。温泉雑誌「HO」を使えば、ウニ丼が2割引で食べられて、温泉に無料入浴出来るからである。
駐車場の隅に止めたクルマに、熱燻にしたばかりのホタテをぶら下げて風にさらし、レストランに入った。


レストラン入り口に掲示してあったウニ丼の写真。

たっぷりとウニが載っていて、ご飯が見えない。
座るなり、2人ともウニ丼を注文した。

出てきたウニ丼を、買いたてのデジカメで記念撮影。

おや、これはご飯が見えている。
「ウニがの量が2割引き」とカミさん。
なるほど・・・

食後にクルマで昼寝をし、目覚めると温泉に浸かって、再び道の駅「いわない」に戻った。
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小樽から岩内へ

2012-07-19 | 旅行記
電気の師匠宅の駐車場で朝を迎えた。

午前中は、パソコンの12ボルト直結にトライして失敗したり、電気に関するレクチャーを受けたりして過ごした。
昼前に師匠宅を辞去。

ブログ写真の撮影に使っているカメラ(キャノンIXY1000)が故障したので、ヤマダ電機に新しいのを買いに行った。
上が故障したカメラで、下が今日買ったパナソニックのLUMIX。

LUMIXは軽薄で防水という点が気に入ったのだが、鏡筒がせり出さないタイプだし、レンズの明るさも落ちるから、きれいに撮れるかどうか、ちょっと心配だ。

午後、小樽へ向かって走り出した。
小樽では北海道ワイン(株)の直売所に立ち寄る。


立ち寄りの目的はこれ。

カミさんお気に入り「おたるナイヤガラ」シリーズの、ここでしか買えない種類のワインで、3.6リットル紙パック入り。

その後、余市を経由して、積丹半島の付け根を横断し、岩内町に到着した。
温泉宿「おかえりなさい」で入浴し、今日のP泊場所である、道の駅「いわない」に入った。
今日は久し振りの長距離走行で、ボクはくたびれたが、サブバッテリーは元気になった。
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アイドリング発電で電子レンジ

2012-07-18 | 旅行記
道の駅「しんしのつ」の朝。
今日も快晴で、暑くなりそうだ。

朝食後、ボクの「電気の師匠」宅を訪問した。
目的は、師匠のアイデアである「サブバッテリーを全く使わないで、アイドリング発電だけで電子レンジを使う」という、画期的な快適化を実現させてもらうためである。

キャンピングカーはメーカーによって作りが違うから、まずはボクのクルマを見てもらい、改造に必要な部品を発注してもらった。
だから、今日の作業は、22スケの太ケーブル敷設までだ。
ボクは素人なので、ほんの助手役ぐらいしか出来ない。

矢印が、新しくメインバッテリーに取り付けた、22スケのケーブル。

オレンジっぽい細ケーブルは、もともとついている5.5スケもの。

サードシートの床に穴を開けて、車体下からケーブルを室内に引き込んだ。


もともとの大穴が、赤矢印部分にあるのだが、黄色矢印に新しい小穴を開けて、2本のケーブルを通した。
猛暑の中、太い22スケの引き回しや、端子取り付けに、師匠は汗だくの奮闘で、それを見守るしか出来ないボクは、大いに恐縮した。
完成に向けた残りの作業は、部品の到着待ちということになる。

基本テストだけはした。
サブからの電気を切って、アイドリング状態にし、オルタネーターからの電気だけで電子レンジを使ってみると、問題なく使える。
この時に、レンジに流れる電流は67~78アンペアだった。
オルタネーターは定格130アンペアなので、余裕がある。
レンジを止めてみると、オルタネーターからメインバッテリーに流れる電流は7アンペア程度だった。

なお、この状態のままでは、サブを切り離しているので、走行充電されないことになる。
うっかりこのまま走らないための、ポカよけの工夫などは、これからの課題ということになる。

今夜は入浴も食事も師匠宅、寝場所も師匠宅駐車場・・・お世話になりっぱなし。
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富良野

2012-07-17 | 旅行記
今日は富良野の花園巡り。
ハイランド富良野の駐車場で目覚めると、すぐに中富良野の町営ラベンダー園に向かった。

見物の順番は、去年と同じである。
まずは起き抜けに町営ラベンダー園に行き、花園の真横にキャンピングカーをとめる。


そして、車窓の景色を眺めながら朝食をとる。


背高のキャンピングカーは眺めを遮るので、ここに駐車するのは、早朝だけにしている。
町営ラベンダー園は、リフトで上に登ると眺めが良いのだが、まだ動いていない時間なので、これは後回しだ。

食後は富田ファームに移動して、花の芸術を見て回る。


富田ファームはラベンダー園の元祖である。


左には富良野の田園風景が見える。


花だけでなく、これは麦の穂。


富田ファームの原点はラベンダーだから、スタッフのユニフォームも、乗り物も、ラベンダー色だ。


建物のステンドグラスもラベンダー色。


売られているラムネもラベンダー。


ソフトクリームだってラベンダー。


ラベンダー畑の前で、ラベンダーソフトを食べるカミさん。

これでもか、これでもかの、ラベンダー。

富田ファーム見物が終わったら、再び町営ラベンダー園に戻り、リフトに乗る。
冬季間、ここはスキー場になるのだ。
足下にラベンダーを見ながら、花園の頂上に到着する。

ここからの眺望は、まさに絶景である。
花のゲレンデの先には、富良野の美しい田園風景が広がり、その向こうは十勝岳。

斜面の下から、吹き上げる風が来れば、ラベンダーの濃い香りに包まれる。
そのタイミングを逃さずに、深呼吸をすれば幸せになる。

花見物が終わると、明日の札幌入りに備えて、新篠津に向かった。
途中の桂沢湖で休憩。
カミさんが昼寝をする間に、ボクは湖畔で燻製を作った。
初試作の牛カルビ燻製は、驚くほどに美味しく出来上がった。

夕方、道の駅「しんしのつ」に到着する寸前、石狩川にかかる「たっぷ大橋」で、カミさんが助手席から面白い夕焼けを撮影した。
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橋の下暮らし2日目

2012-07-16 | 旅行記
美瑛の丸山公園の朝は、カッコウの声で目が覚めた。
ベッドを出るとすぐに、美瑛川の川べりにクルマを移動した。
昨夜は川岸で寝るつもりだったが、流れの音がうるさいので、前日と同じ駐車場で寝たのだ。

橋の下付近にクルマをとめた。
ホオジロが昨日と同じ柳の梢で囀っている。
今日はここで午後までを過ごす。
外に肘掛け椅子を並べていると、ヤマセミが上流に飛んでいくのが見えた。
もしかしたら、ヤマセミ撮影で遊べるかもしれない。
急いで自転車を下ろし、双眼鏡をぶら下げて、上流に向かって土手道を走ったが、ヤマセミを見つけることは出来なかった。

予定していたパークゴルフは、連休のためか、人がいっぱいだったので取りやめた。
午後までにやったことは、読書、昼寝、燻製食材の風乾、散歩。

散歩途中にアリの戦争を見つけ、童心にかえって、しばらくしゃがみこんで観察した。

黒いアリと、胸の赤いアリが、全面戦争をしていた。
圧倒的にムネアカが強く、クロはどんどん殺される。

2匹のムネアカに、グチャグチャにされるクロ。


ムネアカ6匹とクロ3匹の乱戦。


クロの巣穴付近まで、ムネアカが迫っている。


腰が痛くなったので、立ち上がって歩き出すと、まもなく、別の戦争を目撃した。
さらに、次に出くわしたのは、沢山のムネアカたちがクロの蛹らしいのを運ぶ光景。
どうやらクロを全滅させて、戦利品としてクロの蛹を運び出しているようだ。

ムネアカにとっては、戦争というより、これは単なる狩猟なのかもしれない。そして今は狩猟シーズンなのだろう。
それにしても、皆殺しとは恐ろしい。
人間に生まれて良かった。

散歩の帰りに、最初に見た戦争がどうなったのかを確かめに寄ると、クロの死骸が一面に散らばっていた。

しかし、なぜかムネアカが攻撃を中断して撤退したらしく、無事な巣穴をクロたちが守っている様子が見られた。

夕方、富良野まで走って買い物。
その後、ハイランド富良野で温泉入浴した。
駐車場の下には「ラベンダーの海」という、見事なラベンダー畑がある筈なのだが、今年は花が少なく、貧相な状態だった。

今夜のねぐらは、ハイランド富良野の駐車場。


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石@所沢さん作成の、自遊人7月号&温泉博士8月号データです。ご利用ください。
北海道版温泉手形「自遊人&温泉博士」
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美瑛川

2012-07-15 | 旅行記
これは昨日の夕焼け。
中央のトンガリ屋根は美瑛町役場。


美瑛の丸山公園で朝を迎えた。
夕焼けの予告どおりに、今日は良い天気になった。
秋を感じさせる高い空に、珍しい形の雲が現れた。


公園の周囲をウォーキングし、その後で、少し広範囲をサイクリングしてみると、公園の背後を流れる美瑛川の、川岸の居心地が良い。
土手下だから誰も通らないし、渓流釣りも出来そうだ。

早速、ここに居場所を移した。
ここで連休をやり過ごそうか。

釣り竿を持ち出して、仕掛けを取り付けていると、地元の人が通りかかって、「上流に白金温泉があるので、ここには魚が居ませんよ」と教えてくれた。
お礼を言って、竿を仕舞った。

好都合なことに、頭上に橋が通っているから、日陰が出来る。
昼食は車外の日陰でジンギスカンにした。

橋の下で食べていると、路上生活者になったような気がする。
ボクは缶ビールで酔って、食後に1時間の昼寝。

美瑛の町を背にして、橋の向こう側へ渡ると、美瑛らしい田園風景が広がっている。
観光客が集まる場所ではないが、そこそこ楽しめた。
刈り取り前の麦畑。


白いのはジャガイモの花。


涼しくなった夕方、橋のたもとにあるパークゴルフ場で遊んだ。
今夜は、この橋の下で寝ることにする。
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美瑛へ

2012-07-14 | 旅行記
層雲峡駐車場の朝。



もと同僚の出発を見送ると、ビジターセンターで給水させてもらい、旭川まで戻った。
今日から3連休なので、「わ」ナンバーのクルマが沢山走っている。

寿司を食べたくなって、北海道の人気チェーンであるトリトンに行った。

順番待ちの混雑だったが、これも3連休のせいかな。

トリトンはメニューも豊富だし、美味しい。


観光客が多いので、花見は後回しにして、ウェストンで買い物をしたり、モダ石油で給油をした。
夕刻、今夜泊まるつもりの美瑛まで走った。

美瑛手前の道路沿いに、ゼルブの丘があるので、ここだけはちょっと立ち寄って見物。
今年はヒマワリが多い。


いつも思うのだが、こんなに広い花園を、よくも無料開放し続けられるものだ。


町に入ると、道の駅の近くにある銭湯が営業しているかどうか、確認に立ち寄ったら、閉まっている。
薪割りをしている人に尋ねると、「休みではなくて、去年廃業したんです」。
別の銭湯を教えてもらい、写真の「松の湯」で入浴した。


松の湯のオヤジさんは、「スーパー銭湯の進出を心配していたのですが、そうではなくて、町営のバスが白金温泉まで老人たちを無料送迎し始めたため、銭湯は立ち行かなくなっています」とこぼした。
先日の稚内では「港の湯」が出来て、銭湯の寿湯が廃業していたし、町の銭湯は消えて無くなるのだろうか。

今日は一日中、眠気が抜けなかったので、今夜は静かな場所で、しっかりと眠ることにした。
国道沿いの「花人公園」や、狭い道の駅「丘のくら」はやめて、丸山運動公園にある、体育館脇の駐車場にクルマをとめた。
使うつもりはないが、体育館裏の運動場の右隅に、新しくてキレイな24時間トイレがあり、蛇口の並んだ洗い場まである。
夜間に体育館を利用する人は居ないので、広い駐車場はカラッポ。
脇の道路はほとんど車が通らないし、他には車が1台もとまっていないからドアの開閉音もない。
こんなところに、好んでP泊するのは、ボクぐらいだろうな。
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層雲峡へ

2012-07-13 | 旅行記
自宅を出て、ほぼ一ヶ月が過ぎた。
小樽に上陸してから、日本海沿いに北上し、オロロンラインを行ったり来たりして過ごした。

しばらく滞在したのは、サロベツ、遠別、そして留萌。
サロベツと遠別では小鳥たちに遊んでもらい、留萌では友人のお世話になった。
何が面白かったかと言えば、一番が防波堤釣りで、二番が野鳥撮影だった。
美味しかった食べ物の筆頭は羽幌の甘エビで、手作りした甘エビ丼には感激した。
いずれも、日程やスケジュールにしばられないリタイヤ者の、キャンピングカー旅ならではの面白さである。


今日は日本海を離れて、内陸の旭川市に向かった。
途中でラーメン村に立ち寄り、梅光軒の行列に並んだ。


店に入ると、日本語をしゃべる客は、ボクら二人だけで、他の客は全員が中国語を話していた。
大型の観光バスが入ったようで、店の外で順番待ちをしている客も、みんな中国人だ。
中国で中華そばを食べているような気がした。

食後は愛別インターに向かった。
途中の道の駅「とうま」で一休み。
当麻の特産品は、爆弾みたいなデンスケスイカ。
目は向くが、高過ぎるから、手は出ない。

とうまの駐車場では、偶然、ボクの渓流釣り師匠に出会った。

愛別インターから無料の高速道路に入り、上川層雲峡インターで出て、層雲峡温泉まで走った。
昔の同僚と数年ぶりに出会って、しばしの談笑。

今夜のねぐらは、層雲峡駐車場の屋上である。
写真は車窓の景色。


入浴は久し振りに「黒岳の湯」。
明日は旭川方面に引き返して、美瑛と富良野で遊ぶ予定である。
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羽幌の甘エビ

2012-07-12 | 旅行記
道の駅「ほっとはぼろ」の朝。
今日は終日雨が降るという予報だ。

羽幌の名物甘エビを、漁協直売所まで買いに行った。
港のセリは8時半に終わるので、直売所に甘エビが出るのは朝の9時である。
1キロを量り売りしてもらった。

これで1100円也。

まだ何匹かが生きていて、ヒゲを動かしている。
実質的には活エビ状態だ。
埼玉で買うエビは「エビの匂い」がするが、これは新鮮だから全く匂わない。

すぐそばにある、サンセットビーチの洗い場で調理をする。
本降りの雨だから、今日のビーチは誰も居ない。
洗い場の屋根に、クルマのサイドオーニングを連結して、洗い場との行き来を快適にした。

傍若無人なふるまいだが、実際に「無人」だったので、ご勘弁を。

圧力釜で4合の新潟コシヒカリを炊きながら、友人ご夫妻と一緒にエビの殻を剥いた。
4人前の甘エビ丼と味噌汁が完成。

1キロの甘エビで、ご飯が見えなくなるだけのボリュームがあった。
1合飯の入った丼を、4人とも完食。
ぷりぷりとした甘エビは、うっとりするほど美味しかった。

道の駅前の食堂で食べれば、一人前が2000円して、頭と尻尾がついているからエビの量も僅かでしかない。だから経済的にも大満足。
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