kenharuの日記

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終らない、旅の後始末

2012-10-11 | その他
庭と家周りの雑草取りは終った。

写真はクルマ旅から帰宅した日の、庭の石敷きコーナー。


同じアングルから見た、今日の庭。

ボクが手で雑草を引き抜き、仕上げにカミさんが火炎放射器で焼き払った。

庭木の剪定と、生垣の刈り込みには、まだ手をつけていない。
写真は表通り側の生垣。

手前がアカメで、電柱の向こうはカイヅカイブキ。

アカメはいつでも強剪定が可能だが、カイヅカイブキはいったん伸ばしてしまうと、元の大きさに戻せない性質があるので厄介だ。
必ず毎年一回は、横に太ったぶんを、削ぎ落としてやらねばならない。

生垣刈りは、重労働だし、大量の剪定ゴミが出る。
身体と心が充実して、エネルギーが有り余っている時でないと、手をつける気になれない。
待てばやる気になる日が来るだろうと思っているのだが、まだ来ない。
このまま来なかったら、どうしよう。
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買い物

2012-10-10 | 快適化
今回の旅行中に、電気冷蔵庫内の冷気循環ファンが故障した。
送風が止まると、WAECOの冷蔵庫は、庫内温度が10度以上に上がる。
もともと庫内温度が10度仕様の冷蔵庫だから、これは不具合ではないのだが、食材は痛みやすくなる。
今日は、交換用のPCファンを買いに、秋葉原まで電車で出かけた。

久しぶりの東京行きは、他の用事もあったので、大荷物になった。


車輪付きバッグに、カメラと重量級の超望遠レンズを2本入れ、ガラガラと引いて出かけた。
キャノンの修理センターで、ピント調整をしてもらう。
3ヵ月半も車に積んで走り回ったために、ピントが甘くなってしまったようだ。

車で東京都内に出かけるのは、ストレスが多い。
だから、重い荷物を運ぶことになっても、ボクは電車利用のほうが気楽である。
気楽は良いが、駅の階段では荷物が重かった。

まず最初に、上野広小路のキャノンにレンズを預けた。


ピント調整は有料だと思っていたら、「保障期間内の製品が入っていれば、全部が無料になります」と言う。
幸いに1本が保証期間内だったので、2本とも無料になった。
さらに、「重いので、完成したら着払いで送ってください」と頼んだら、「送料も無料になります」という嬉しい返答。
重い荷物から開放されて、御徒町までを軽快に歩いた。

ガード脇のカメラ屋に立ち寄って、予約しておいたデジ一眼カメラを買う。
そのまま秋葉原まで歩いて、ガード下の電気部品屋を覗いた。
壊れたのと同型のPCファンを見つけ、予備を含めて2個購入。
12ボルト/0.06アンペアの省エネタイプ。

上が新品、下が壊れたファン。

同じ店でテープLEDの出物を見つけ、2本買った。
3チップの切れ端に、コードをハンダ付けしたものが、1本200円だ。
長いのを買って、切断しなくちゃと思っていたから、手間も出費も省けた。
これはキャンピングカーの、戸棚内に貼り付ける。


昼食は「肉の万世」でパーコ麺。

揚げた豚肉が2枚入っている。

今日の買い物行はクルマ旅の後始末みたいなものだった。
満腹すると下り電車に乗った。
現役時代のクセで、すぐに小説本に読みふけった。
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局留め郵便物

2012-10-09 | その他
3ヵ月半の間、郵便局止めにしていた郵便物が、今日ドサッと届いた。
これもまた、長旅の後始末のひとつである。
郵便物の点検は気が重い。金を払えという用件が多いし、いつも必ず何かが手遅れになっているからだ。

市民税の納付依頼書があった。
それを納めなかったために、追徴金を上乗せした、次の納付依頼書もあったが、その納付期間も終了していた。

国民健康保険証は、旅行中の7月末に有効期間が切れ、新しいのが簡易書留で自宅に送られているが、不在のため市役所に戻ったようだ。
受け取りに行くか、再送してもらわなければならない。

僅かな金額だが、持ち株の配当通知が届いている。
郵便局で受け取れる期間は既に終っているから、各会社指定の金融機関に郵送しなければ貰う事ができない。

今年は年金の本人確認通知が見つからない。
去年は、返事を出せなくて支給が停止されたから、今年も支給停止を覚悟していたのだが、どうして無いのだろう。

会合への招待状や、それに関する頼まれ事への返事などは、どれもが手遅れになっていた。

これらの後始末は明日までかかりそうだ。
長旅のツケ払いである。
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学校のスローガン

2012-10-08 | その他
スローガンというか、標語というか、それとも教育理念というべきか。
どれが良いのか分からないが、学校の入り口や校舎の壁には、教育的なスローガンが掲示されることが多い。

先日、北海道旅行のブログに、東川中学校のスローガンを掲載した。
これがその写真。


「開拓・自立・希望」
開拓時代の艱難辛苦は、今も道産子たちに語り継がれている。
北海道人の精神的な基盤には、「開拓」という言葉があるようで、このスローガンが頼もしく見えたものである。

北海道からの帰りは、フェリーで新潟に渡り、自宅まで一般道を走った。
その途中に、埼玉県の某小学校で、校門脇に大きく掲げられたスローガンを見た。
「早寝・早起き・朝ごはん」

東川中学校との違いに、思わず唸った。
小学校と中学校の違いはあるだろう。
朝ごはんを食べない学童が多く、これが大きな問題になっているのだろう。
確かに「早寝・早起き・朝ごはん」は大切なことだろう。
だが、それにしても・・・と思った。
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自宅暮らし

2012-10-07 | 食べ物
今日で自宅暮らしが3日目になる。

クルマと自宅では、物の配置が違うため、帰宅当初は戸惑いが多い。
台所仕事をしていて、何か物を取ろうと手を伸ばす時に、その方向を間違える。
車上生活のクセが残っているのだ。
包丁や調味料や箸など、ふだん無意識に取れるものが、あえて意識しないと間違えるのである。

「無意識行動」というのは優れものだ。
いったん身についてしまうと、身体が自動的に、しかも正確に動く。
自転車も自動車も、その運転のほとんどを「無意識」が担当している。
何度繰り返しても間違うことのない安定性は、意識的行動よりも優秀だ。
ただ、突然の状況変化には、ついていけない。


自宅暮らしは快適である。
電気は使い放題で、ゴミも出し放題。日課だった水汲み作業もしなくていい。
テレビは、いちいちチャンネル設定をしなくても、リモコンをポンと押すだけで見られる。

自宅に戻って、劇的に楽になるのが、食器や鍋を洗う仕事だろう。
車上生活では、節水のために、脂汚れは紙で拭き取ってから、最小限の洗剤と水で洗う。
それが自宅だと、シンクは広いし、洗剤と湯水が使い放題だから、その能率たるや十数倍。いや数十倍かもしれない。
それこそ「あっという間に」に済んでしまう。

しかし、クルマ旅は面白い。
長旅の後始末をしながら、もう次のクルマ旅を考えている。


今日は作業の合間に、黒ニンニクを仕込んだ。


炊飯器の底にスノコを入れて、キッチンペーパーを敷く。
旅行中に買ったバラニンニクをどっさり入れ、その上から、近所で買ったニンニク10球を押し込んだ。

炊飯器を保温にして、20日間ほど高温熟成させれば、黒ニンニクになる。
さらに、それを常温で1週間以上寝かせれば、臭いとクセが消えて食べやすくなる。
毎日一粒食べる、自家製の健康食品である。
黒ニンニクの作り方は→こちら
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留守宅の電気代

2012-10-06 | その他
今日は庭と家の周りの雑草取り。
曇りだから始めたのに、やっていると日が差す。
蚊に刺されぬよう、長袖と厚手の靴下で防御しているから、くそ暑い。
汗だくだくで、何度もシャワーを浴びる。
疲れないようにと、異種の仕事を混ぜながら、一日中働いた

郵便ポストの整理をしていたら、電気料金の計算書があった。
これは、留守にしていた8/9~9/9の、電気料金票。


待機電力の類は、全部OFFにして出かけている。
留守宅で電気を消費する主なものは、冷蔵庫と床下換気扇とセンサーライトぐらいである。
冷蔵庫は、出発直前に買ったばかりの、超省エネタイプだ。

それでも請求額は、基本料金1259円の2倍、2596円だ。
誰かが「留守中は基本料金内に収まる」と言っていたが、そうではなかった。
わが家はオール電化だから、ルールが違うのかもしれない。

帰宅早々、友人からお米が届いた。


白いのが新米で、小さな黒いのが古代米。
新しい米と、古い米の同梱セットだ。
ボクは白飯が大好きなので、早速、晩御飯に新米をいただいた。
いつものコシヒカリ系とは違う、柔らかめの、優しい食感である。
美味しかった。

さて古代米はどう調理しよう。
土器で炊こうかな。
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帰宅

2012-10-05 | 旅行記
道の駅「おかべ」の朝は、予報どおりの快晴。

いよいよ今日は、113日ぶりの帰宅だ。

まず家中の大掃除、それから布団干し。
次に冷蔵庫の中味を移そう。
疲れるから、ほかの物を運ぶのは明日にしよう。
すぐに電気温水器のスイッチを入れておかなくちゃ。
家の周りには手をつけないでおこう。やり始めたら終わらなくなるから。
今日は洗濯もやめとくね。
そうそう、フィットはバッテリー端子を繋がないと動けないよ。
・・・などと、帰宅直後を相談しながら朝食をとった。

自宅到着の寸前に、馴染みのスタンドで軽油を満タンにした。

リッター@113円・・・なんと、今回のクルマ旅の最安値である。
偶然にも、113日目の113円。

明朝の牛乳とパンを買っておこうと、町内のスーパーに立ち寄ったら、ニンニクが安かった。

青森産の中玉が1個58円である。
安い国産品があったら買おうと思いながら旅をしていたが、町内のが一番安かった。
わが越谷は物価が安いのだ。

11時前に自宅に到着した。
駐車場にクルマを入れ、草ぼうぼうの庭に、折り畳み自転車を下ろす。


家の周りは大変な状態である。
伸び放題の雑草が実をつけて、種を撒き散らし、半ばは立ち枯れている。
徒長した植物が邪魔になって通れない。
雨ざらしのママチャリのタイヤは完全にペチャンコで、おまけに車輪のスポークには、死んだはずの切り株から伸びたブドウのツルが、しっかりと絡み付いている。

こんな家周りは明日以降に回して、まずは屋内の大掃除から始めた。
今日は疲れるぞ・・・

今回のクルマ旅は、113日間で7608kmを走った。
1日平均の走行は67kmである。
定住生活をした1ヶ月を除外しても、1日92km。
昨年までの一日平均は、100kmを超えていたが、年々走らなくなっている。
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群馬の秘湯

2012-10-04 | 旅行記
静かな清津峡で朝を迎えた。
空はどんより曇って、時々雨がぱらつく。
自宅の越谷市は、もっと天気が悪いらしい。
明日は晴れるらしいので、帰宅は明日に延ばそう。

塩沢石打に向かって山道を下った。
国道17号に出ると、右折して群馬方面に向かう。
関越道に乗らず、一般道で自宅へ向かうのは初めての経験になるが、埼玉県内の国道17号とは違って、道の険しさに驚いた。

道幅が狭く、上り下りの坂道ばかりで、ヘアピンカーブが頻繁にある。
沼田市に到着する頃には、関越自動車道の便利さが身にしみて良く分かった。
これに比べれば、北海道の高速道路は利用価値が小さい。
たいていの高速道路は、それに並走する一般道でも、大差無く走れる。

三国トンネルを抜けたあたりで、17号を離れて峡谷沿いの細道に入り、秘湯「法師温泉」に立ち寄った。
明治初期からあるという、古い一見宿「長寿館」。


法師の湯は、明治の建築で鹿鳴館風の文化財。

入浴客を撮るわけにはいかないので、代りにポスターを撮影した。
浴槽の底には、石が敷き詰められていた。

ポスターだと新築みたいに見えるが、実物は遥かに古めかしい。
これは、ボクが撮ったもの。

湯は透明な単純泉のようだが、トロリとした重さが感じられた。

再び17号を上り、猿ヶ京温泉を過ぎたあたりで、道の駅「たくみの里」に入って昼食にした。


食後に知ったのだが、この駅では自分で蕎麦打ちをして食べることが出来る。

次回はぜひとも試してみたい。

午後は、赤城山の中腹にある秘湯、「滝沢温泉」に立ち寄る。
赤城山に向かって、だらだらとした長い坂を上った。
今日はガソリンを撒き散らす日だ。

樹木の枝にクルマの屋根をこすりながら、一軒宿の滝沢館に到着。
雑誌「自遊人」のパスポートで、露天風呂に浸からせてもらった。


緑がかった褐色の湯は、なにやらフケのような物質が、表面にびっしりと浮いている。


僅かに浮いている湯は見たことがあるが、こんなのは初めてだ。
宿の人に尋ねると「炭酸カルシュウムでしょう」。
カミさんにこの話をして、写真を見せたら、「女湯には浮いていなかった」と言う。
どうしてだろう?

風呂を出ると赤城山を下った。
17号を南下して埼玉県に入る。
もうひと頑張りすれば自宅に帰れるのだが、夕暮れに、深谷市の道の駅「おかべ」にクルマを入れた。
国道沿いの駐車場は少々やかましいが、今夜はここにP泊する。

明日の天気予報は晴れ。
午前中に元気いっぱいで帰宅しよう。
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新潟

2012-10-03 | 旅行記
新日本海フェリーは定刻の朝6時に新潟港に到着した。

エレベータで1階甲板に降り、自分のクルマに戻ると、後のトラックから水が流れ出ている。

幾筋かの流れが、ボクのクルマの下を潜り抜けていた。
もしかして、これは・・・

以前にも同じ経験があったので、二人とも、水を踏まないように、またいで通った。
トラックを覗くと案の定で、荷台には馬が居た。
お馬さんたちのオシッコは垂れ流しなのである。
以前の経験は競走馬の輸送車だったが、その時はもっとひどくて、床一面が水浸しになり、異臭が立ちこめていた。
馬糞が散らばるよりはマシだけど・・・

新潟港に降りると、とりあえず道の駅「ふるさと村」まで走って朝食。


食後は駅裏の花園を散歩。


売店が開くまで1時間もあるので、買い物をあきらめ、国道8号線を南に向かった。
三条、長岡を通過して、小千谷に到着。
イオンスーパーで買い物をして、里味という、なかなか美味しいレストランで昼食にした。

10日町で右折して西に向かい、松代町の道の駅「まつだいふるさと会館」で休憩。


この駅は、ほくほく線の鉄道駅、松代と一体になっている。
松代は「まつしろ」ではなく、「まつだい」と読む。


さらに走って松之山温泉の旅館「千歳」に到着。


この夏にリニューアルしたばかりだそうで、きれいで立派な建物だった。
泉質は淡く白濁した食塩泉で、温泉情緒たっぷりの良い湯だった。


今夜の寝場所を決めないまま、とりあえず、国道17号方面に向かって走り出した。
途中で「清津峡温泉」という案内看板を見つけ、どんな所だろうかと寄り道してみると、P泊向きの共同駐車場を発見。
早速、今夜はここに泊まらせてもらうことにした。

「これが最後のP泊かもね」
二人で乾杯し、晩御飯。
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出航

2012-10-02 | 旅行記
道の駅「スペース・アップルよいち」の朝。
台風が遠くに去り、久し振りの快晴になった。
今日の航海は穏やかになるだろう。


友人に見送られて、道の駅を後にした。


小樽市内のスーパーで、昼の弁当を買った。
いつものことだが、船内の食事は、昼は持ち込み弁当で、夜はレストランである。

出航1時間半前に、フェリー乗り場に到着。
カミさんと受付窓口に行って、乗船手続きをする。
若い女性係員が「88割引ですので、年齢を確認させてください」。
二人の合計年齢が88歳以上だと3割引が適用されるのだ。

ボクは免許証で66歳を確認してもらったが、カミさんは免許証を駐車場のクルマに置いてきた。
「駐車場まで取りに帰らねばなりませんか?」
「はい」
「88歳から66歳を引くと何歳になりますか?」
「22歳です」
「ボクの奥さんが22歳以下に見えますか?」
「見えません」
「それでも免許証が要りますか?」
「必要です」
カミさんがクルマから戻るまで、窓口の事務処理が滞った。

北海道に来る時は、バイクキャリアから自転車を下ろさせられ、車内に入れたが、今度は誰も何も言わないので、そのまま乗船することが出来た。
100ボルトの電源を貰う関係で、1階の甲板に、一番最後に乗船した。
電源を引く場所は広いので、積んだ自転車は誰の迷惑にもならない。


ツインルームに手荷物を運び込むと、間もなく、車内放送のスピーカーからドラの音が流れ、定刻の10時半に出航。
100余日間、北海道でお世話になったことを思い、しだいに遠ざかる小樽港に最敬礼をした。
明朝の新潟港到着は6時の予定である。
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