さて、鳴子温泉ー石巻を
東北ローカル線で往復して、
何だか「にわか鉄っちゃん」
になったみたいです。
こんなレールの写真まで撮ったりして。↓
東北本線小牛田駅から 山形新庄までが陸羽東線、
「奥の細道・湯けむりライン」
とJRは呼んでいます。
芭蕉は、石巻に立ち寄り、日和山には
芭蕉と曽良の像も建っていますが、 ↓
平泉を廻ったその後、
この湯けむりラインのコースを
歩いています。
その出羽越えの手前に位置するのが
鳴子温泉であります。
鳴子温泉を過ぎ、峠を越えて
宿したところで詠んだ句が
「蚤虱、馬の尿(ばり)する枕元」
でしたね。
石巻から鳴子温泉への帰途につくと
(石巻線を小牛田駅で乗り換えます。)
太平洋岸から山あいに近づくに連れて、
みるみるうちに天候が変わってきます。
仙台も石巻周辺も全くそんな気配はないのに、
鳴子温泉に近づくと全く雪国なのであります。
山あいに入ってくると、雪。 ↓
東北の冬場の電車は、自分でボタンを押して
ドアの開閉をすることは知っておりますが、
実際体験するのは初めて。
(なべ嫁さんは楽しんでおりましたね。)
鳴子温泉駅に夕暮れ着。 何だかスナック街のネオンみたいだけど。 ↓
翌日の21日も鳴子温泉から一駅
鳴子御殿湯駅まで往復。
(これは湯めぐりね。)
鳴子御殿湯駅。 気に入ってしまいました。 ↓
この駅舎は
新しく建て替えたものですが、
なかなか風情があって、
何だかこの町の心意気が見えてきます。
好もしいですね。
待合室から。 ↓
待合室の上品なおばあちゃんが 「もう少し雪が強いと電車止まるけど、、」 と、話しておりました。 ↓
無人駅やら、沿線の鄙びた風情やら
ローカル線の旅も良いものです。
鳴子温泉の先の峠越えもやって、
何だか芭蕉の旅した途を
たどってみたくもなったのですが、
(鄙びた温泉宿もありそうだし)
まあ、これはいつになるか、
次回の課題というところでしょうか。
(今回はこの周辺の湯めぐりなんですね。)