さて、ようやく
温泉のお話しであります。
鳴子温泉郷では、
時たま晴れ間は見えるものの、
連日雪でありました。
21日は、雪の中、終日
この界隈での湯めぐりです。
まずは一駅隣の鳴子御殿湯駅 をおりて東鳴子温泉へ。 何だか、こちらの方が、
しっとり落ち着いた佇まいで
なべさん向きであります。
(ちょっと侘びしさもあるし。)
鳴子御殿駅前の温泉街。静かです。 ↓
駅から少し歩いて、
高友旅館というところへ立ち寄り湯です。
100年続く湯治宿ですよ。
奥の方に自炊棟があるようです。 ↓
レトロですね。
雰囲気になべさん
段々うれしくなってきます。
(顔が自然とほころんできますよ。)
沢山の湯船があるのですが、
メインは「黒湯」。 ↓
それほど黒っぽくもなく暗緑色なのですが、
なかなか不思議に気持ちのよい湯です。
最初はぴりりと熱く感じながら、
次第に肌になじんでくると、
むしろぬる湯のように感じられて、
いつまでもつかっていられそうです。
もうひとつ、
ひょうたんの湯というのがあって、
そちらへ行くと、ちょうどお宿の
おっちゃんが清掃中でありました。
むむっ、残念。
清掃中ね。ラムネ温泉だとか。 ↓
「黒湯とは泉質が違うよ。
ほら、源泉はあそこ。」
と、おっちゃんは窓の外の
庭の奥を指さしました。
「あと1時間ほど待ってくれるかな~。」
と、親切に言ってくださるのですが、
残念ですな。次の予定もあるし。
もう一つの湯船も
清掃中でありました。
しょうがないので、なべさんは
もう一度先の「黒湯」に入り直して、
それから鳴子温泉街に戻って
湯めぐりの続き
をすることに致しました。
でも、この高友旅館、
すっかりお気に入りです。
女将さんも屈託なく素朴に親切だし、
湯守のおっちゃんも気さくでした。
今も生きてる湯治宿という感じ。
大満足でありましたね。
(外へ出ると、段々大雪になってきていました。)↓