さて、八幡高原です。さすがにちょっとひんやりとしますが、
11月下旬のこの地としては暖かい。
とりあえず、かりお茶屋でざる蕎麦。赤蕎麦ですね。↓
八幡高原は広島ではなかなかの豪雪地帯。12月に入ればすぐにも雪。
たぶん車も入れなくなるかと。(やって来たことないですけど。)
よって、このお蕎麦屋さんも12月初旬には休業期間に入ります。
湿原のほうはさすがに晩秋の雰囲気。鳥さんの姿は無し。
と、思ったところがモズさんが枯れ木に一羽。
ちょっと後からやって来た鳥見の方が二人。
背をかがめて、遠くの裸木にレンズを向けております。
どうやらお一人は鳥見の大先生。
「お、今、カンボクのほうに飛んだ!!」
何と、お目当てのレンジャクのようですが、遠すぎて見つけきれないうちに、
また裸木のほうに飛び移ったようで、ようやくレンズの中に。
(かたわらのハタさん、はなはだ眼がよろしくすばやい。
カンボクの赤い実の中のレンジャクをキャッチしておりますが。)
西日本ではヒレンジャクが多いのですが、こちらは2羽のキレンジャク。
数年前には広島の平地に大挙してやって来て、
住宅街の庭先にも入り込んだりして、喜ばしてくれたのですが、
それからしばらくは何だかちょぼちょぼのあり様。
さて、今季はどうなることか、そろそろ期待するところではあります。
と、思ったりしてるところへ、私らの斜め上の背後からこの裸木まで
一直線に猛禽さんの突撃。
レンジャクさん、かろうじて難を逃れたようですが、どうやらハイタカのよう。
「ハイタカの出現前にレンジャクを見られて良かった。このあとは
もう鳥も隠れて見られん。」と大先生。
このところ、ハイタカ、クマタカが住み着いて、なかなか小鳥の観察も
難しいようです。
12月に入ると、一挙に気温が下がるようです。この高原もそうなると
間違いなく雪。しばらく入れなくなるでしょう。
高原を後にして、もう一度お池を覗かせてもらって、ご帰参でありましたよ。
ハタさん、お疲れさまでした。そしていつもながらありがとさん、ですね。