先日、縮景園でお会いした鳥見のご夫婦さん、
お二人の近場の鳥見散策コースを紹介していただきましたので
一度行って見ようと、出かけてみました。天気の良い10月1日です。
アストラムラインを毘沙門台で降りて川べりを上流のほうへ歩いてみました。
もっと広い河川敷でもあるかと思っていましたら、そうでもありません。
土手道をしょっちゅう車が通りますから、お散歩ルーとしてももうひとつであります。
鳥さんもさほどいる気配もありませんから、「ちょっとがっかりね。」でありましたよ。
ちょっと遅めのお出かけでしたから、早朝であればまた状況も違うかもしれないですけど。
それでも我慢して歩いていますと、カワセミくん!! がいました。↓
バッグにしまいこんだままのカメラを急いで引っ張り出しましたけど。
カワセミくんを見失ったあと、さらに上流へ向かいましたけど、
どうやらそれっきりのようでありまして、まああとはコサギさんぐらいでしたね。↓
一通り歩いて、川べりの茶店へ入りました。ご休憩です。
「鳥がいますか!? もうカワセミもしばらくやってこなくてね。」
「春先はそこの橋の袂にカメラの人が何人も来とったんじゃがの。」
「カワセミがいた!? ほいじゃぁ戻ってきたんですかのぉ。」
お店のマスターがそうおっしゃいました。先ほどのカワセミくん、
どうやら久々のご登場だったようでありますね。
休憩のあと、お店を出て、念のため橋の袂を眺めると、一羽の鳥さん! ↓
あまり見かけない鳥さんです。カワガラスのようでもあり、ハッカチョウ?
どうやらこれはバンのようです。バンは嘴の根元から額にかけて赤いのが特徴ですが、
この鳥さん、あまり赤くなっていないです。繁殖期を過ぎているためか、
あるいは若鳥だからということでしょうか。よくわかりませんね。
ともあれ、この日の散策、お疲れでしたが、まあこんなものでしょうか。
もう少しの成果も期待したのでありますが。
そして本日は本降りの雨。朝方はモズの鳴き声も聞こえるようになりました。
姿を見るところまではいっていませんが、モズの高鳴きが始まっているようですよ。