長崎に帰っておりました。
いつものことながら、
正月を家で過ごし、3日に、
混雑を避けての実家帰省であります。
90になる母上様が健在であります。
一人住まいでありますが、
近くにいる妹が色々と
面倒を見ております。(感謝ね!)
最近はあまりテレビにも興味を示さず、
ぽつねんとコタツの前で
中高の座いすに座って、日がな一日を
うつらうつらと過ごすようであります。
週2回のデイサービスが
今ではもっとも楽しみにしているとのこと。
(最初は嫌がっておったのですが。)
もっとも、週2回は昨年11月からで、
それまでは週1回のデイサービス。
でもって、自分ではいまだに、週1回
行っているつもりなのが
「あれれっ!」なのでありまして、
ちょっと気がかりなのであります。
どうやら新しい記憶がだんだん
定着しずらくなっているようですな。
滞在中の4日に
デイサービスに行きながら、翌日には
「今年はまだ一回も行っとらんとよ。」
と言う始末。
「昨日行ったでしょうが!」
と言って、ケアサービスからの
連絡帳日誌を見せてあげると、
やや頭の中で必死に格闘してる模様で、
それから、しばらくしてようやく
納得するようなのであります。
2,3日前の事を聞くと、
前後がよくわからなくなるようで、
「もう、そげん聞かれても、
よう、わからんとよ。」
と、言います。
さすがに、「90歳」
ということなんでありましょうか。
(もう3月で91ですが。)
個人差はあるでしょうが、
まだまだしっかりしながらも
部分的に記憶する力が弱ってきております。
(ちょっと気がかりでありますが。)
ちょっとお出かけの時、 家の玄関先で蝸牛を見つけました。
日当たりの良い階段ね。珍しくもないけど、
でも何だか珍しい気分よね。 ↓
実家は電車通りに
あるわけではないですが、
たまたま市電に乗ることに。 ↓
姪っ子と会食したり、 久しぶりの友人と会ったりでありました。
さて、母はいつもは
8時過ぎまで寝ているようです。
だから、私めが長崎を朝早く立つ時は
「起きなくてもいいよ。」
と、言っておいたのですが、
朝の6時にはすでにちょこなんと
座椅子にすわっておりまして、
それから、しっかりと、私めを
送り出したのでありました。