もう12月に入ってしまいました。
さてその1日は旧友らとの山歩きでした。北摂の剣尾山(けんびざん)です。
能勢の登山口までアプローチが長いですね。
登山口の玉泉寺の柿の木。実りの秋ね。↓
皆さんペースが速いです。わたくし鳥見の余裕がありません。トホホ。↓
ここも修験者の行場になっていて、まずは行者山です。
大きな岩があちこちにありまして、こちらは磨崖仏。↓
覗き岩からの眺望。紅葉です。↓
行者堂辺り。↓
六地蔵まで上がってきました。頂上まであと少しです。↓
頂上手前の月峯寺跡まで来ると、この寺跡がなかなかの遺跡でありました。
戦国時代の戦乱で焼き払われてしまったようですが、伽藍の礎石も散見されて、
それなりの規模があったようであります。
知らずにやってきましたけど、結構由緒ありそうなところですね。
ちょうどご年配の方が遺跡の標識を立てる作業をなさっていて、
「10億円当たったら、寺を再建したる!」と言いながら、
ご親切に遺跡の説明をいろいろとしてくださいました。
鐘楼跡の礎石。 ↓
本堂敷地の石垣。 ↓
一人ボランティアでやってはるのでしょうが、このおじさん、楽しそうでありましたね。
そしてそこから10分ほどで頂上到達でしたよ。↓
帰りは横尾山を経て一挙に能勢の郷まで山下りです。
何だか皆さん山を下りての昼食に焦ってらして、走るような速いペースでありました。
少々お疲れね。でもここには温泉ありでありましたよ。能勢温泉です。
(鳥さんはシジュウカラにコゲラさん、ヤマガラの鳴き声、
あ、それからトンビのピーヒョロロでした。カメラ構える間もありませんでしたけど。)
それだけ他の方々は「登山」が主目的でゆっくり鳥さんを眺める気持ちがないようですね。ナベさん可愛そう!!
私にも登れそうな雄山ですね。遺跡もあることだし、いつか行ってみようかな。温泉も魅力的。(笑)