風呂に入れる定番はやはりバスクリンでしょう。風呂に何かを入れるって一つのイベントのように思います。
さて、昨日は菖蒲湯でした。学生の頃から銭湯での菖蒲湯や冬至のゆず湯が好きです。普通、菖蒲湯は5月5日ですが、十日町では5月5日ではまだ菖蒲が小さく風呂に入れる大きさになりません。そのためこの辺ではもともと6月の行事なのでしょうが、都合良く旧暦のころに合わせた感じです。去年だったかは5月5日にテレビで「今日は菖蒲湯です」なんて言われて、慌ててさがしにいきましたが、この辺ではまだありませんでした。
玄関に菖蒲とヨモギを下げて邪気を払います。子供の頃は「蛇が入ってこないように」と言われました。十日町では「蛇」は家に入ってはならないものの象徴かもしれません。庭で菖蒲を摘みましたが、やはりちょっと小さいですね。それでも気分がいいのできはだやの玄関にさげました。
この菖蒲が「ぎぃぎぃしょうぶ」なんて呼ばれています。なんで「ぎぃぎぃ」なんだろう??根の辺りを切ると初夏の香りがします。