耳鳴りと就職活動

おまつりが終わるとなんだか妙に淋しく、ふとした時に耳鳴りで「山の笛」が聞こえたりします。

「あ、なんかどこからか山の笛が聞こえる」と思ったら、選挙カーでした。
いろいろ言われている選挙も明日が投票日です。
考えてみると衆議院議員さんは４年に一回、就職活動をしなくてはならず、その他にも解散による突然の解雇もあったりして、
なかなか大変なのかもしれません。
おまけに「会社」の人気がないと本人に就職も危ぶまれ、就職には周囲の後押しも必要であまり楽ではありません。
最近はあまり空手形をだすわけにもいかず、営業活動も大変です。
あはは。
ともあれ、明日は投票日です。
僕は選挙権を得てからは一度も棄権をした事がないのが軽めの自慢だったりします。
明日は選挙にいきましょう。

秋の風

26,27日は十日町のおまつりで、きはだやはお休みでした。
始まる前は、何かと頭の痛い問題もあって、なんとなくおまつり気分でなかったのですが、お神酒を飲んだらすっかりおまつり気分になってしまい、結局二日間、堪能いたしました。
夜には家の前と、会社の前で御神輿さまを担ぎました。
初めて御神輿様を担いだのは高校生の時でした。その頃は、僕よりも背の低いおとっつあん方が多くいたものですから、
ひどく重かった様に思いましたが、ここ10年位は何やら皆さんひどく体格がよく、なんとなく楽な感じです。
そんな中で今年は案外と早く、お神輿様が還りました。
諏訪様から下りて来るとさっきまでついていた家々提灯がまばらになって、なんだか気分はすっかり秋です。
二日間、おまつり稼ぎをしたのでひどい筋肉痛です。
明日は新潟に行くのですが、果たして無事に帰ってこれるのか？

ハンデとは何ぞ？

夏の甲子園大会で新潟県代表の日本文理高校が決勝に進出しました。
ここ数年の新潟県勢の弱さもあり、8年前の十日町高校出場以降はすっかり興味をなくしており、今年は新潟県からどこが出るのかさえ解らない程でした。始まる前に組み合わせを見て「なんか相手は初出場だから、もしかしたら一回くらい勝つのかも・・・」と思っていました。それがいつしか決勝戦。
この際なので優勝旗を持ち帰っていただきたいものです。

サッカーでものアルビレックス新潟が一部リーグにいて、現在三位。
スポーツ不毛の地と言われてきただけに、地元チームが勝つのは嬉しい事です。
いままで高校野球は「雪が降るハンデがあるため練習時間が少なく勝てない」と言う話を聞いてきましたが、そもそも新潟市はそれほど雪が降らないし、新潟より北でも甲子園で勝てる高校がどんどん出ています。

僕は日本文理事情に弱いのですが、勝つようになると指導者が変わったとか野球留学が盛んとかいろんな話が出てきます。
実際のところ、「ハンデ」は雪が降る事でも指導者がいない事でもないような気がしてきました。～もちろんいい指導者がいて、お金のかかった施設があって、いい選手が国内から集まってくればいいのでしょうが～ある程度まではハンデは努力と工夫で乗り越える事が出来るのでしょう。
案外と「ハンデは内にあり」と云う辺りでしょうか。
プレイボールは午後一時。頑張れ新潟。

白神十二湖

白神のぶな林には湧水による池が33あります。
白神山地を廻る中でももっともポピュラーなコースです。
遊歩道を歩く一時間程の道程は軽装でも歩けるので人気です。
朝は雨でしたが、午後になってお日様が射しトレッキング日和でした。
十二湖のうち五つ程を廻るコースは道も整備され、時間も一時間程で人気です。中でも青池はインクを流した様な深い青色で、澄んだ湖底に沈む木々が見えます。
世界遺産に登録されたとあってコースは多くの人が歩いています。
コースはきれいに整備されて、木のチップが敷き詰めてあり快適なのですが、雑木林は落ち葉が作ったふかふかの土を歩くのが楽しいだけに少し出来過ぎか。

観光客は多いですが、殆どの人は最短のコースを行く人が殆どで、少し離れた湖に行く道は全く人が歩いていません。
薮をこざきながら歩くのは中々心地がよいものでした。人のいない湖には青池よりももっと深い青を称えたものもあり、息を飲みます。
静かな森を歩くと何だか自分の存在を確かにしてくれているように思います。

白神

元々、ぢっとしていることが出来ません。
突然ですが、これから秋田に行きます。
白神山地です。
始めは米沢や白峰に行こうかと思っていたのです。
でも、出張に出たときに新幹線の中にあったトランベールを見たら気が変わってしまいました。
「白神山地、ブナと自然の物語」


「白神のブナが僕を呼んでいる」
秋田はあまり行った事がないのですが、すっかりその気になってしまいした。
かなりの距離がありますが、思い切ってこれから白神に行きます。

絶滅危惧種

十日町にいるときはオックスのシャツにチノパンみたいな格好ですが、出張時には大概、背広にネクタイだったりします。

クールビズがどのくらいエコロジーなんだかわかりませんが、ネクタイをしている人の数が本当に少ないですね。
ジャケットは着ているけどネクタイなしの人が圧倒的に多く、次がシャツでネクタイ無し。
ネクタイにジャケットはかなり少数派です。
なんだか、ひどく不釣り合いな格好をしている気がします。
環境にいいかどうかも一つですが、「楽か、楽じゃないか」でずいぶん拡がり具合は違うのでしょう。
それにしてもクールビズの皆さんは行儀よく皆、ウールのトゥラウザーです。これもチノパンにすると自宅で洗えてもっといいように思えます。

これらの事情に鑑みて、いずれにせよ、宴席で額にネクタイを巻いて唄うおとっつぁんは早晩、絶滅してしまうのでしょう。
あはは