昨日は十日町在住者の大学のOB会でした。
たいして飲めない店主ではございますが、この会は一年で最も楽しみにしている日でもあります。
毎年、雪まつりの後くらいの日程になるのですが、確認して早く日程を確保するのに一所懸命です。
なんとか出張や予定を入れないように努めます。
三月に入ると花粉症がひどく、お酒を飲むような話でなくなってしまうので、この時期は実にうれしいです。
旧家の佇まいも味わい深いです。
注いでいただくままに飲んでいると直ぐに酔っ払ってしまうので、ゆっくりといただくのですが実に美味しいです。
至福の会です。
ここから片口に柄杓で注いでいただくのですが、この室礼も心地よさを高めます。
お酒は勿論と美味しいのですが、こちらのおっか様が作られる料理のなんと美味しいこと!!
こちらでなんだか写真をとるのは、妙に無粋な気がしてしまい、撮ってないのですが、いただく「身欠きニシンの山椒漬」は
たまらなく美味しいです。最近はスーパーで売っている「身欠きニシン」は何やら妙に柔らかくててピンとこないのですが、
こちらではおっか様がこの時期には昔からのカッチカチの身欠きニシンを用意されるそうです。
こちらの酒粕でつけたお手製の漬物や切り干し大根のハリハリ漬けも普段、食べているものとは全くの別ものに思えるほど美味しく。
十日町に戻って以来、最も下っ端のメンバーながら、大先輩方によくしていただき、和やかな話の中で二時間たっぷりとお酒をいただきました。
翌日から来年あるであろう日が楽しみにな会です。