染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

冬の晴れ間

2024年01月31日 | 店主の一日
冬の晴れ間っていうのはなかなかよいものです。
#きはだや #きはだや店主 #登録有形文化財

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繍と織 「ぬい」と「おり」

2024年01月26日 | 店主の一日
根津美術館で開催中の展覧会「繍と織」を見ました。
展示は撮影禁止でしたので表の看板だけです。
地味な内容かと思ったのですが混雑していて少し驚きました。
刺繍の技法には全く疎いのですが、高い位の人が身につけるものとして欠かすことのできない装飾です。
個人というか民間のコレクションなのですが上代裂のコレクションには目を見張るものがあります。
法隆寺、東大寺正倉院、国立博物館に収蔵されるような裂を個人が所有していることにに驚きます。
ただやはり出自は法隆寺や東大寺に倣います。
そう思うとお寺というのは大きな図書館のようなものなのかもしれません。
同じような布が所蔵されていることから僅かな裂の全体像を知ることができたり、寺ではそこに収められた由縁がわかってきたりします。それらによって、この美術館が持つ布の出自がわかるのでしょう。
根津翁はこの布をどんなところから集めてきたのでしょう。
下世話な話と思いつつも気になってしまうのです。


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武相荘

2024年01月23日 | 店主の一日
今日は町田小田急さんの催事の設営なのですが、少し早く十日町を出て武相荘に寄ってから設営に。





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久留米絣

2024年01月17日 | 店主の一日
もう随分前ですが、久留米絣の故松枝哲哉先生から工房を案内していただいたことがありました。
多分、ものすごいものを見せていただいたのでしょうが、今よりも相当に浅学な時でもあったので惜しいことをしました。

年初に東京に出た時に銀座の松屋さんで開催していた「久留米絣」展
久留米のメーカーさんの展示がありました。こうして見るとやはり、図案や製織技術には各メーカーさんそれぞれの特徴があるものですね。

松屋さんの展示の特徴とも思うのは織物に関する道具にも光が当たります。
地域によって織物の道具は少しづつ異なるのが楽しいです。

ちょっと意外なのは「ばふん紙」織玉を作る時に糸の間に挟む厚紙なのですが、僕はてっきりこの辺だけで使う言葉なんだと思っていました。
ところがこの展示でも「ばふん紙」として展示されていました。

あれ、九州でも「ばふん紙」なんだと思ったのですが、ネットで調べてみたらなんと「ばふん紙」は紙屋さんなどでは一般的に使われている名称でした。
それほど上質なものではないようで、字を当てるとやはり「馬糞」なのでした。


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伊集院静の、、、

2024年01月14日 | 店主の一日
ちょっとここに書くのが遅くなってしまいました。
サントリーが提供する新成人に向けての広告を昨年11月に亡くなった伊集院静氏が書いていました。
今年の一月八日「成人の日」の広告は誰が書くのだろうと思っていたのですが、亡くなる前に依頼をしてあったようです。
随分、具合が悪かったのでしょうか。文章は幾分短いように感じました。
2000年からこの広告を書いていらしたので書き始めた年に生まれた人はもう数年前に成人しているのですね。
随分、長い間です。
合掌。






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うめだ阪急百貨店 金沢・加賀・能登展

2024年01月11日 | 店主の一日
大阪のうめだ阪急では今日から「金沢・加賀・能登展」が始まります。
こんな時期なので多くのお客様がくるとよいです。
中には出店予定だったのに出ることができなくなったお店もあるようですね。


きはだやも全国の百貨店で催事にでるのですが、こうした地元の災害と催事が重なることがないわけではありません。
2004年10月23日、その日僕は別の用事で東京にいたのですが、中越地震の時はちょうど三越広島店で新潟物産展の最中でした。会期が終盤に入った土曜日でした。夕方に地震が起きて閉店に近い時間にそのニュースが報じられたそうです。
そのすぐ後に当時の広島店長さんが催事場にきて、「地震の被害が心配な人はお店の側で荷物を片付けるので売り場をそのままにしてもよいのですぐに地元に戻る準備をしても構わない」と話したそうです。
百貨店はお客様第一的な感覚がとても強く20年前はまだ、何があっても売り場を空けるのは御法度みたいな時代でしたので、そのような業者を優先した判断をしていただいたのが大変に嬉しかったです。それでも誰も売り場を空けて帰る人はなく最終日まで皆、販売を続けたそうです。

僕の京都での丁稚先のご子息が当時きはだやに勤めてくれていて、きはだやからは彼が広島に行っていたので、それほど大きな不安もなく最終日まで勤めて帰ってきました。
こんなことが起きるとよく三越広島店のことを思い出します。




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深夜特急

2024年01月09日 | 店主の一日
久しぶりの再読。
そう言えば、主人公がインドで最初に行った街はカルカッタだったな。
「一度、迂回をしたならば、永久に迂回を繰り返さないとならない」  なかなかいい言葉だ。





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門松

2024年01月06日 | 店主の一日
五日、六日と都内を年始周りしました。
でも年始気分は年々短くなるようで少し残念な気もします。
都内を歩きながら門松の写真を撮るのが楽しみです。
そんなにたくさんの種類があるわけではないのですが、なかなか楽しいものです。
十年くらい前はもう少しバリエーションがあった気がするのですが、どう言う理由か分かりませんがオーソドックスな形に収斂されてきた気がします。
歩いている人が写り込んでしまうので、一対のうち片方しか写っていないものが多いですが、その辺りはご容赦を。


創業450年と言う日本橋きっての老舗、扇子の伊場仙さん。
田辺製薬、ここが本社ですかね。
日本橋の小津和紙
ここの門松が一番のお気に入り。
日本橋の和菓子屋さん日月堂。
2階に届くほどの高い笹竹を飾ってあります。
ハリオグラス本社。
登録有形文化財の重厚な本社に映えます。

三越日本橋本店。
写っていませんが左側に対になっています。

三越日本橋本店の店内の飾り。
華やかでよいです。

上野駅正面の門松。
誰も注目する人がなく気の毒。


銀座和光の門松。
しめ飾りを下げてあるのが豪華です。

しめ飾りはこんな感じ。

銀座松屋。ここも2メートルを越える竹を組んであります。


銀座伊東屋。
ここも和光と同様なしめ飾りがあります。


順天堂大学病院は箱根駅伝のお礼つき。




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仕事始めは袴で。

2024年01月04日 | 店主の一日
きものを着ることは少なくなのですが、流石に袴を履くことはそう多くはないです。
でも、仕事始めの日は袴で。

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地震でちょっと壊れた。

2024年01月03日 | 店主の一日
明日が仕事始めなので会社に行って、かる〜〜く準備をしたのですが、方々確認すると地震で揺れた時に方々の壁が傷んでいました。
ちょっと簡単に直す気になれないのですが古い土壁はどうも揺れに弱くていけません。
こんな感じで5,6箇所が傷んでいる感じです。
困ったなあ、、

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