染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

餃子・宇都宮

2020年01月29日 | 店主の一日
昨日は展示の撮影をして、途中からは新潟市役所の大坂課長と「はなのこまち」ちゃんと新聞社にPR。
去年はにいがた観光親善大使といきました。
一緒に撮った写真が嬉しすぎる顔をしていると非難Go Goでした。
今年は相手が着ぐるみ的に嬉しそう。(でも中に入っている市役所の山田さんもとてもかわいいです)
千客万来です。





夜は餃子で一人飲み。
なんでもないみたいな店でしたが、酢豚が美味しかったです。






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餃子・宇都宮

2020年01月28日 | 店主の一日
餃子の町と言われる宇都宮。
矢鱈と餃子屋さんがあります。
出張での楽しみはその辺りの食べ物。
早速、餃子、食べました。
餃子青ネギのせ。




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宇都宮東武百貨店 設営

2020年01月28日 | 店主の一日
ただ今、設営中。
なかなかレイアウト決まらん。





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ヒトラーの時代

2020年01月18日 | 店主の一日
なにせ、小雪。読書も進みます。

この本をなんで選んだのかあまり憶えていない。
ただ、新宿の紀伊国屋をぶらぶらして何か、面白そうな本を探していた。

誰でもが知っている「ヒトラー」だが、では僕がどれだけ知っているかと言えば全くわからない。
そもそも、全く勉強不足です。
それに「独裁」なんてしようと思ってできるものなのか。
「私は今日からこの国の指導者として、全ての権限を集中させる」
   なんて言う人に「ハイル」なんて言う人がたくさんいて、独裁を支持するとは思えない。

ではヒトラーの第三帝国はどうやって作られたのだろうと。

第一次大戦に破れて疲弊、混乱するドイツ経済を「結果として」立て直していく。
本の中にもあるのだけれど、首相になって4年間でその座を降りたら、ドイツを復興させた功労者とされただろうと。
経済は発展する、ナチス党の支持率はあがる。
ラジオ、活字、ポスターでプロパガンダを制していく。
そんな人気の絶頂期でその権力を離す人などはいない。

ただ、読んでいてもヒトラーが独裁を通じて自分が豊かでいい生活をしようとしていたようには思えないです。
ただ、頭の軽いお神輿として有能な参謀に担がれてきたように思うのです。

「ニュルンベルク法」の成り立ちについて書かれるあたりは読みながら気分が悪くなります。
免疫の薄い僕として読み進めていくと目眩がするほどです。

唯一の救いは「フィロ・アトラス」の章。
絶望的な環境にあっても、智恵を使って自らをあるいは他人を助ける人というのはいるものだなと。
〜気の毒なことに、大勢を変えるにはいらたなかったみたいだけど。

読後にネットで見たら、ドイツ史の専門家からいくつかの誤りを指摘されているらしい。
読んでいても細かいところは僕にはわからない。
「へ〜〜、そうなんだ」くらいの感じ」
示唆の多い本のように思えます。




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追悼 渡辺善平翁

2020年01月18日 | 店主の一日
十日町の織物業界最長老の渡辺善平翁が亡くなった。
ご家族で営む工房から生まれる絣の織物の数々は実にすばらしく、他を寄せ付けない。
絣は世界中に古くからある織物に柄を作る技術。
織る前の糸を加工して織ると、それが柄になると言う単純なもの。
善平翁の絣はしゅもくにかけておいても、平面であるきものがぼんやりと凹凸に見える立体感が美しいです。
これを着ると、人の体の局面と絣の浮き上がる感じが相まって、この織物のよさがさらに感じられます。
きっとこれは理屈ではないのだなあと。多分、AIではできないのだと思います。

これだけのものを作るのだからきっと仕事に厳しい方なのだと思います。
10年ほど前になると思いますが、善平翁のご自宅に昔話を聞きにいったことがあります。
この街で、昔の話を聞くと必ず「昔は景気がよかった」と言うところが話の中心にきて威張られてしまうのですが、
翁の話は戦後の物のない時代のモノつくりでした。
あるいは、(確か。。)善平翁の叔父さんと言う人が、八王子に化学染料の使い方を習ってきて講習をしたのだとか。
明治の後半から全国に化学染料を使った染色技術が普及するようになり、当時、化学染料を使いこなせなかった十日町の織物は斬新さで苦戦をする時代が続いたのだそうです。
そんな中で善平翁の叔父さんが当時の染色学校の先生と一緒になって先進地八王子の染色学校に研究に行っ田と聞きました。
化学染料なんて随分、昔からあるような気になっていましたが、「この人(善平翁)の叔父さんがようやく、取得してきたって、ついこの前みたいな話だ」と思ったのを覚えております。
そう、逆を言えば「草木染め」なんてつい、最近までそれしかなかったということです。
景気と違うモノつくりを語る最後の人であるかもしれません。
合掌


写真はネットの借りもの。すいません。
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椅子が好き。

2020年01月18日 | 店主の一日
椅子が好きです。
椅子は実に絶妙のバランスでできています。
僕は不器用なので椅子を作るには能わないですが、脚が抜けたりしたのを直そうとしても、座った時の力が均等にかかるように組み直すのは意外と難しかったりします。
ちょっと前の話なのですが、出張時に見た展示。


まさに椅子のレジェンドです。
同じ椅子なのですがクッション部分が時代の変遷によってどのように変わってきたかを解説してあります。
新しい素材が開発されることによって作りが変わってきたことがわかります。
解説にはクッションの硬さや耐久性についてもふれられています。
展示には各々の椅子が置いてあって座ることができます。
今はベルトとウレタンが主流になっているようですが、恐らく、一見同じに見える現代の材料においてもそれ相応の差があるのだと思います。


着物においてもそれは同じで、一見、織りのデザイン性に目を惹かれますが、糸の種類や組合せによって、出来上がりは大きく左右されます。
昔、僕の尊敬する小売店さんのご主人が「日本工芸展でも少なくとも、織物は触らせてもらわないと見ただけではその良さがわからない。『お触り券』でも売って触らせてくれたらいいのに」と仰っておりました。
こうして、同じなのだけど中身の違う椅子に座れると言うのは実によいです。

他にも氏が作成した椅子が実際においてあって座ることができます。
シャレた椅子というのは意外と実生活では使いにくかったりするものでもあります。
三本以上の脚と座面を最低の条件とする椅子のデザインはとても興味深いです。


竹橋の近代美術館にもいろんな椅子があって、座りながら展示を見れるのもよいです。

そうそう。江戸川乱歩の「人間椅子」もよいですね。
何年か前に壇蜜がラジオで朗読していたことがあって、これも秀逸
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小雪 十日町

2020年01月17日 | 店主の一日
今年は本当に小雪です。
小正月を過ぎましたが全く雪がないです。
「雪がたくさん降っている」と言うのは、ネタとしてもありですが、「全く降らない」と言うのは、普通に雪のないところで生活する方にとっては全くネタにならない気がします。

少なくともこんなに雪がないのは十日町の多くの人にとって初めてであると思います。
生活をするにはそんなに悪くないのですが、ここまで少ないのもどうかと思います。
異常気象だからと来年、例年の三倍降ると言われても困るし、五月末まで降り続いても敵いません。

節季市でも全く雪がないので風情がありません。
雪が多いと屋台が道の中央に寄ってきて、道幅が狭くなるのもなんとなく十日町っぽくてよいですし、
雪の中に並ぶ、ちんころや竹細工も雰囲気がよいです。
でも今年はなんだか、ピンと来ない感じです。


伝統行事もそれなりの変更を余儀なくされています。
松之山の「婿投げ」も雪が少なく、「あんな程度の雪で景気よく投げられたら、大怪我しちゃうなあ」と思っていたら、
雪を集めてきてそっと足から流したような感じでした。仕方ないです。

塞の神はこんな感じ。
普段は雪の上で行いますが、学校のグラウンドの上で直接火を焚くのはご法度なので、こんな感じでアルミ板を強いての開催。
全く雰囲気がでないです。


きっとこんな小雪の中で塞の神をすることなんかもうないからと思って行ったのですが、ちょっと出遅れてしまって、だるまも書き初めもすっかり灰になっていました。
なんだかちょっとペースが狂ってしまいます。
でも甘酒は相変わらず美味しい。

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今年もちんころ

2020年01月16日 | 店主の一日
十日町の節季市の人気ものはなんと言ってもちんころです。
このちんころが雪の中に並ぶさまは実にかわいらしく。
でも、今年は全く雪がないですね(後述)

雪がないのは生活には楽なのですが、どうにも風情がありません。
雪の中を市に行き交う人もなたよいのですが、市内はどこにも雪がない感じです。

ちんころは全て手つくりです。
僕の住む町内に代々ちんころを作っていたお宅があって、ワークショップ的に手伝ったことがあるそうです。
新粉を蒸して、耳たぶくらいになったところで形を作って云々。


全国に郷土玩具が地域、地域にありますが、マイナーなものの多くは失われてしまいました。
また残ったものは一部の工芸作家が作る工芸品か、型や機械で作る量産品になっていて、
ちんころのように名もない人たちが作って繋いでいるものは少ないのではないでしょうか。
しかも、この時期限定。
この穏やかな存在にこころをひかれる人は多いのだと思います。


これは去年のちんころ。
そ〜〜っと置いておくとその形のまま水分が抜けてひび割れるのですが、今年は年末に落としてしまい、すっかり粉々になってしまいました。
それでもこんな感じで細かな色が様々混じっていくのも、なんだかきれいです。


ちんころについては書きたいことはたくさんありますが、小出し、小出しにいきます、
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ピクルス

2020年01月07日 | 店主の一日
なかなかステキな名前の店がある。
「幸せのはし」

出張の夜のビールのお供はピクルス。 

お通しの漬物と同じなのかも知れませんがが、早く出てきて安くてお店によって個性がある。





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祈願 商売繁盛

2020年01月07日 | 店主の一日
お客さんの年始まわりの隙を縫って新年の願掛けに参りました。





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