染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

東京キモノショー

2017年04月29日 | 店主の一日

出張を一日延ばして「東京キモノショー」を見てきました。


200体のコーディネートはなかなか楽しく。
きものサローネの時よりも幾分、こなれた感じ。



レセプションにもちょっとだけ参加をしてきました。参加者の方もおっしゃっていましたが、「業界が見ているのは妄想で、現実はこれだ」
なるほど。

なんとか十日町に帰らないとならないので、一時間ほどいて大急ぎで東京駅。

地下鉄三越前 COREDO室町1 エントランスは四階にあります。5/7までです。
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アートと噂

2017年04月29日 | 店主の一日
地下鉄の竹橋駅。

ビニールテープが壁に貼ってある様子がアートと噂。

実のところ、壁の補修用の目印らしいですが、なるほどアートっぽく見えなくもないです。
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様々な糸

2017年04月27日 | 店主の一日
きはだやでは様々な糸を使います。
きもの、帯、ショールなどなど。
織るモノに合わせて糸を使い分けるためです。



これは絹唐棧を織った時に使ったもの。
経糸が切れたりした時の繋ぎ糸や織機の男巻きに付いていたもの。
流石に短すぎて他に使い道がないのですが、旧知のT先生から「こぎん刺し」に使いたいので残しておいて欲しいと言われました。
1メートルにも足りない細い糸なのですが、果たして使えるモノなのか?

考えてみれば、こぎんも乏しい生地や糸を長く使うために発達した手技。
案外となんとかなるのかも知れません。
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秋に植えたチューリップ200個の現在

2017年04月26日 | 店主の一日
昨年の秋にネットの広告で


「輸入しているチューリップが荷崩れを起こして、品種がごちゃ混ぜになってしまいました。色、品種ごちゃまぜの球根100個を特売」  

「売り切れご免」


みたいな広告を見つけました。

「おおこれはいい」
そう思ってネットのページを見ると100個の他に200個もあります。
一個あたりが更に安い!!

もう頭の中はこんな妄想でいっぱいです。



「ふん、ふん。品種も色もバラバラでたくさん咲いているのもなかなかいいかも」
みたいな感じです。

僕は毎年、チューリップを植えるのですが、どうも掘り起こしてからの乾燥が悪くて随分、腐らせてしまいます。
植えっぱなしならよいのでしょうが、そのまま一年、何も咲かないのが寂しくて、掘り返してそこにグラジオラスを植えたりしています。

100個の広告に釣られて200個を買いました。
昨秋、届いた荷物には大小の球根が入っていてテンションが上がります。

そして現在。


畑に植えたチューリップから芽が出てきて、数日で咲く感じです。

しかし、誤算がありました。

確かに「品種がバラバラ」と書いてはあったのですが、花の丈が違うなんて考えもしませんでした。
色や花びらの形は違えども「同じ長さに咲くもの」だと。。

今まで、丈の低い品種を植えた事がなかったので、背の低いチューリップがあるなんて考えてもみませんでした。
   〜もちろん。他の家で植わっているのを見たことはあるのですが〜
これは意外な落とし穴でした。
妄想はすっかり崩れてしまっています。
あはは。

こちらは市内のホームセンターで買ったもの。
もちろん、品種は同じ。
いい感じに咲いています。


こうして、考えてみると、ネットの方は「ごちゃ混ぜ」商法に引っかかった気がしないでもありません。
もちろん、確かめ様もないのだけど。
それに200個とは言え、植えてみるとそう大したことはありません。
そう思うとチューリップ畑ってすごいですね。

そう言えば、ホームセンターには「同じ時期に同じ高さで咲く」
  と書かれていたものがありました。

売っているのを見た時には「そんなの当たり前だろ」と思っていたのですが、案外と同じ高さで咲かせるのって難しいのかもしれませんが、クローン技術を使って、同じDNAの球根を作ると同じ時期に同じ高さで咲く球根ができるのかもしれません。
クローンの相手が食用動物だったり、人間だったりするとなんだか怖いのですが、チューリップが相手だとなんだか「使い様」で便利な気がしてきました。
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地政学とどうでもいい話。

2017年04月25日 | 店主の一日
最近、「地政学」と言う言葉をよく聞きます。
中東、朝鮮半島、EUなどなど。
フランスでは大統領選挙があって保護主義のルペン党首が人気です。


「ふ〜〜ん。なんだか、ルンペンみたいだな」と思っていたのですが最近はすっかり「ルンペン」という言葉を聞きません。
きっと差別用語だとされて駆逐されてしまったのかもしれません。

そう思うと、江戸川乱歩の小説には随分「ルンペン」という人が出てきたように思います。
日本語に馴染まないその響きは実に怪しげで、乱歩の小説によく似合っていたように思うのですが、「浮浪者」〜多分、そんな風な呼び方に変わっているのでしょう〜と言われるとなんだか、ちょっと雰囲気が違うようです。

もちろん、「ルペン」さんとはなんの関係もありません。
あはは。
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きはだや店主 オススメの桜。

2017年04月25日 | 店主の一日
今年は雪解けは早かったのですが、案外と気温が低く開花に時間がかかりました。
開花の後は天気も今ひとつだったり、風が吹いたりでなかなか花見に向かない感じでした。
そうこうしている間に、桜の花も散り始めました。
この時期、毎年見に行く桜の木があります。
まあ、他人の家なので車を停めて勝手に愛でているだけなのですが、僕が個人的に最も好きな桜はここです。



多分、昨年も紹介したことがあるので、わかる方もいらっしゃると思います。
枝垂れ桜とソメイヨシノと木蓮が一緒に咲きます。
木も大きくゴージャスです。
多分、山の中に行けばもっと見事な木もあるのでしょうが、市内でこういった桜に会えるのはとてもステキなことです。

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十日町  桜  満開

2017年04月21日 | 店主の一日
東京の開花から一ヶ月になる頃ですが、十日町は桜が満開です。
一昨日は霰は降ったり、雹が降ったりで幾分花を散らしましたが、今週末が見頃な感じ。
写真は市内、智泉寺の桜。
通りに歩道を作る際に、桜の木が「邪魔」になるので伐るの伐らないので悶着しましたが、伐らないまま残りました。
お酒を飲んでぶらぶら帰る時に、ちょっと寒い様な風に吹かれて桜を見るのはなかなかよいものです。

都内に出張に出ると、店頭のディスプレイはどんどん先に、先に進んでいて、これを読んで下さっている関東の方はすっかり夏気分なのかもしれません。
そのギャップに戸惑うこともあるのですが、気温の通りに進む田舎の桜もよいものです。

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津南駅の温泉。

2017年04月15日 | 店主の一日
今日はふとした事情で津南駅の上にある温泉へ。
改札を出て同じ駅舎の二階にあるって、なかなかシュールな温泉です。

僕は汽車でなくて、車で行ったのだけど。
入場券はこんな感じで蒸気機関車が走っていた当時の写真で鉄道感満載の温泉です。


お風呂から線路も見えます。
何かの広告で「湯船から線路が見える鉄道ファンにはたまらない」みたいな事を見た事があります。線路は見えますが、残念ながら列車は見られませんでした。
まぁ、一時間か二時間に一本程度の運行なので仕方ありません。

そういえば、子供の頃は駅のホームの端からリフトが出ていて、そのまま頭の上のスキー場に行けた気がします。
今で言えば「ガーラ湯沢」みたいなものかもしれません。
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Amazonの憂鬱

2017年04月12日 | 店主の一日
昨今、人手不足とか再配達とかで話題の多いAmazonとヤマト運輸さんです。
きはだやでは僕がヤマト運輸の中興の祖、小倉昌男元社長の「経営学」を読んで以来、発送はヤマト運輸一本です。
ふと見返してみると、もう20年も前に出た本なのですね。尤も亡くなってからも15年近くになるので、そんなものかもしれません。
普段は催事の大きな荷物も、年末のお餅の時期の混雑もヤマトさんにお任せです。
年末の混雑時や大雪で道路事情の悪い時はさすがに指定通りは難しい時もありますが、実にキチンとしています。
外国では郵便ですらまともに届かない国あるのに、ヤマト運輸のサービスと正確さには驚くばかりです。

他方、Amazonも大変に便利で、結構とアナログな店主ですが、もうiPhoneとAmazonなしの生活は難しいかも知れません。
中古の本を買うにも相当に重宝します。

先般、Amazonで買い物をしました。
市内のホームセンターに行ったのですが、程よいものがなく、Amazonでクリック。
200円そこその品物なので、なにやら「まとめ買い」せよとの事で、他に必要なものができるまでカートの中に入れっぱなしにしておきました。

他に一二、買い物をする機会もあったのでみんなまとめて購入しました。
「まとめて買え」と云うくらいなので、当然一緒に届くのかと思っていたのですが、三つの商品は各々別の箱で届きました。
しかも、なぜか200円の何某は一つだけいつものAmazon箱に入って一日遅れて到着しました。
「なんだかな〜」って感じです。

ヤマト運輸側の事情はよくわかりませんが、三品合わせて2000円程度のものを頼んで、各々が別の箱に入って、三回に分けて届けたのではヤマト運輸も大変です。  東京の住宅地にあるヤマト運輸の配送センターも10坪ほどの所に山の様にダンボールがあり、その何割かはAmazonや通販の箱の様です。
あれではヤマト運輸もたまったものではありません。

昨今の事情を受けてヤマト運輸は27年振りに運賃の値上げをするのだそうです。
27年間も運賃が変わってないことも驚きです〜まあ、確かに考えてみたらきはだやも消費税の改定に合わせて料金を上げたことがあるだけです。
27年に一回くらいの全面改定もいいですが、相当のディスカウント価格で運んでいるであろうAmazonの荷物の値段を上げたらそれで大抵の問題は済んでしまうのではないかとも思うのです。

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「ヒトの味覚」

2017年04月08日 | 店主の一日
ここのところ、「ありえない味」が市場を席巻しています。
売れているかどうかは知らないけど。以前に、こ子でも紹介しましたが、ナポリタン味のアイスバーも衝撃的でしたね。
全く人間が食べる味ではないように思えました。

そんな痛い目にあっておきながらも、目新しいというか珍奇なものを見つけると、つい手を伸ばしてしまいます。
年末に買って放置していたのはこれ。
「一平ちゃん ショートケーキ味」


全く想像もつきません。
クリスマスの頃に売ってたので、クリスマスコンセプトのカップやきそば。
パッケージはハレの日感満載です。
開けるとこんな感じに「かやく」が入っています。

乾燥したイチゴや何やら乾燥した豆腐の様な怪しげなものが見えます。〜生クリームのイメージのようです。
ケーキなんかに使ってある色付きの材料も入っています。

作り方は普通のやきそばと同じで、お湯を入れて3分だか5分、
かやくは後のせなので注意です。
調味袋のソースをかけるとバニラの匂いが広がります。

しかも温かい。 かなりヤバイです。
かやくを載せるとこんな感じです。
性格の都合上、袋を開けてバラバラと中身を空けたのですが、よく考えててみたら、もっときれいにデコレーションしたらよかったのかとも思います。

付属にマヨネーズがついていますので、これも一応かけてみます。
かなり危険な出来栄えになりました。

もう少し、キレイなも盛り付けのモノがないかとネットで探してみましたが、ほぼほぼ似た様な感じです。

で、食してみました。


そもそも生温かいケーキの味がする焼きそばが美味しいはずがありません。
しかも。もそもそと口の中に入ってきます。
バニラの顔りの油が口の中を脂っこくします。
マヨネーズと時々、あたる乾燥イチゴの甘酸っぱさが救いです。
それ以外は「変わったものを食べた」という以外に言葉がみつかりません。

すっかり時期を逃しましたが、こんな感じでチョコレート味の焼きそばもありました。

かなり喉を通りにくいしろものです。

昔、ある化学工場の人に聞いたことがあります。
当時はバラの香料を作っていました。担当の方の話に寄ると、人口の技術で存在すほとんどの香りはほとんどが合成可能だそうです。スーパーに行くと「さくら風味」のお菓子とか「スイカ風味」のお菓子が特集されていることがありますが、化学メーカーの人が「今年の夏のトレンドの風味はスイカ味」とかって決めて作っている恩恵なのかもしれません。
もっとも、ショートケーキ味が再現されているかどうかは実に怪しいところです。



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