二日程前の晩に突然、都内の伯母から電話がありました。
突然の親戚からの夜の電話なので、「すわ!何か不幸事か!」と焦りましたが、曰く「俳句を作っていて、稲を田んぼに干す道具が思いつかない!」
との事でした。
あぁ、よかった。。
全国共通かどうかわかりませんが、この辺りでは「はって」とか「はざ」と呼ばれます。
手間がかかるので、減少傾向にありましたが、天日乾燥で付加価値が上がるためか、案外見かけます。
以前は木を組んではざを作っていましたが、最近は工事用の単管にクランプをつけて組み立てるものも見かけます。
まあ、確かに木を組んで結ぶよりもずっと簡単だし、仕舞うのも楽そうです。
ここ数日、十日町はいい天気で、お彼岸の近辺から稲刈りも本格化しました。
先週の中頃にお客様に宛てて新米のご案内を出したので、ちょうどよい頃と思います。
先述の伯母もきはだやのダイレクトメールが届いて、その絵を見て思いついたらしく。
天気のいい日に窓を開けて車を走らせると秋の風と一緒に稲の匂いがします。秋らしくて好きな匂いです。
加えて、田んぼでもみを燻す匂いも好きなのですが、一応条例で禁止されているらしく、残念ながら最近はあまり見かけなくなりました。
もみを燃やすのにどんな害があるのか解りませんが、少々残念な気がします。