染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

悪態まつりだバカヤロー

2015年02月18日 | 店主の一日
NHKのラジオに「音の風景」という番組があります。
風景というのは見るものなので、ラジオならその様子を音で伝えるのがこの番組です。
この前、聴いていたら茨城県笠間市の「悪態まつり」というのをやっていました。
細かな内容は笠間市観光協会や多くの人のホームページにお任せいたしますが、
大雑把に言えば、市内を練り歩く天狗の面を被った人に悪態をつくまつりのようです。
あまりに珍奇でよくわかりません。

ラジオを聴いていて面白かったのは、悪態が概ね「ばかやろー!」であること。
吉田茂首相が参加していたらどんなに盛り上がることでしょう。
「早く歩け!ばかやろー」
「じゃまだぞ、ばかやろー」
「痛えぞ、ばかやろー」
皆、最後に「ばかやろー」をつけて叫んでいます。

「このトンチンカンめ!」とか「すっとこどっこい」とか
「このやろー」とかはラジオを聴いていると聞こえてきません。
「悪態」だからもっと奇想天外なものがあると楽しいですが、「悪態が「ばかやろー」に統一されているのは実に楽しく。


旧暦11月にあるようすでが、面白そうなので何かの機会に行ってみたいものです。
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トワイライトエクスプレス

2015年02月12日 | 店主の一日
毎度の事ですが、3月のダイヤ改正で惜しまれながら引退する列車があります。
北陸新幹線の開通に伴って、十日町を通るほくほく線でも「はくたか」が廃止になります。
出張の帰りに越後湯沢に降りると、ドッと人が降りてはくたかのホームに急ぎます。
その光景がなくなるのは少し寂しい気がします。

今回のダイヤ改正で引退する列車の中で目を引くのは、日本海側を縦断して大阪~札幌を結ぶ「トワイライトエクスプレス」ではないでしょうか?
かつては「つるぎ・大阪~新潟」「日本海・大阪~青森」「きたぐに・大阪~青森」が走っていたルートですが、今残るのはトワイライトエクスプレス」だけとなりました。
でも、あの青い車体って美しいですよね。
人気のない夜のホームに入ってくる列車は、旅情を掻き立てられます。
ブルートレインブームにストライクの店主としては、あの青い車体は憧れでした。

今日、トワイライトエクスプレス」の最終便の指定席の発売日だったそうです。
10時の発売開始と同時に売り切れだそうです。
席が何枚あって、日本に鉄道ファンがどのくらいいるのかわかりませんが、すごい話です。
「プラチナチケット」確実ですから、中には鉄道ファンだけでなく、ネットで転売しようとして予約を取る人もいるのだろうと思います。

「きたぐに」や「つるぎ」は僕の父親も、僕も、きはだやのみんなも出張でちょいちょい世話になって列車です。
仕事を終えて列車に乗って、朝には京都に着いて仕事ができるってそれなりに便利でした。
今は夕方の新幹線に乗ると、その日のうちに京都に着けるようになったのですっかり夜行を使わなくなってしまいました。
そんな中で今日の切符の売れ行きを思うと、夜行列車って誰のために走っているんだろうと不思議になってしまいます。
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立春

2015年02月04日 | 店主の一日
今日は立春。暦の上では春です。

今日の十日町はとても暖かで本当に春が来たようです。
屋根の雪が解けて小屋根を叩く音がします。今年は12月に大雪が降り、年が明けたらどうなることかと震撼しましたが、
1月は雪が治まり雪は減る一方でした。
一年間で最も寒いのは1月末から2月10日頃のようですが、今年はどうももう少し早く春が来そうです。

一方で20日から22日は雪まつりがあるのですが、この暖かさだと、作った雪像が日中に解けてしまうのではないかと心配してしまいます。
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恵方巻禁止令発令中

2015年02月03日 | 店主の一日
去年も同じことを書きましたが、我が家は恵方巻禁止です。
~そんなことを言っても誰も言うことを聞かないけど~

僕が恵方巻を知ったのは京都にいた時ですが、3年の京都丁稚ののちに十日町に戻って来たら十日町の節分は恵方巻に完全に制圧されていました。
京都に行く前には東京でも恵方巻なんて聞いたことがなかったのですが、3年ほどの間にすっかり広まったようです。

思うにこの恵方巻は実に巧みにできています。
*メニューを考えるのが面倒なお母さんにとって、恵方巻は伝統行事を梃子に、買って帰れば夕食を作らなくていい魔法の食べ物。
*子供にとって巻き寿司を切らないで黙々と食べる謎の面白み。
*スーパーに大豆やでんろく豆を売るよりも何倍も儲かる。

今日の折り込みには各店のチラシがあって、恵方巻もオンパレードです。
特に目をひいたのがこれ!!


超高額恵方巻です。先日、テレビでは百貨店で一本一万円の恵方巻をを売っているのをレポートしていましたが、5980円というのは
十日町市場にとってはかなり高額な恵方巻と言えると思います。

まぐろづくしの3980円も破格です。
自宅でカッパ巻でも食べて寿司屋に行ける値段です。
実際の売れ行きが気になるところです。

さて恵方巻ですが、今はどうかしりませんが、京都で見かけた恵方巻はこんな生ものでなく、干瓢とたまごとでんぶとキュウリみたいな太巻きでした。どこでどう間違えると今日の恵方巻になるのかさっぱりわかりません。   あはは。


今日は旧暦の大晦日に当たるわけですが、旧暦の中で行われていた「追儺払い」が気になるところ。
徒然草だか枕草子だがに記述があったのですが、どうも内容を思いだせず。
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