店主「Chim♂Pom」を見る

ふと気づけばもう会期末。

延期の末ではあるけれど、今年一番楽しみにしていた美術展はこれでした。
ここに書くのがすっかり遅くなってしまいましたが、見に行ったのは会期のかなり早い段階です。
炎上したり物議をかもしたり顰蹙を買ったりの彼らの表現なのですが、見ていて何かしら気持ちに引っかかりを感じるのです。
「いたずらが過ぎる」っていう感想にも納得しますが、そんなラディカルな行動にもつい賛同したい気持ちがあります。
「いいこ」ではない彼らに賛同する自分にがっかりしたり、自分ではできないけれど、共感をしてみたり。実に面白い展示でした。
「Chim♂Pom」っていうのも随分、ご機嫌な名前です。
あはは。

キルト展

今週、十日町市内では「きものの町のキルト展」を開催中です。
市内の各所に展示があるので、町歩きをしながらの方を見かけます。
時折、怪しげなきはだやの入り口を見て入ってこられるかたもいらっしゃいます。
あまりキレイにしていないので申し訳ないのですが、これもありがたいことです。
今週末22日までの開催です。


画像は昨日、駅で見てきたもの。

きはだやに来客あり。

気づいたら、すっかりブログを書くのを放置しておりました。
先週はきはだやにお客様が来ました。
東京から御歳92歳。
姪御さんに連れられてお越しになりました。
聞くに旅行をなさるのは30年以上ぶりとのこと。
きはだやの建物が登録有形文化財になったことをお知らせしたところ、「ぜひ、一度見に行きたい」とのことでお越しになられました。
初めはきもので来ることを考えられたそうですが、まだまだ気候の変化も大きいので断念されたそうです。
無理もないです。
当日は天気もよかったので星峠の棚田にご案内をして、きはだやの建物でゆっくりしていただきました。
湯沢まで迎えに出て十日町への道すがらも「久しぶりに山を見た」と仰っていました。
沢にはまだ雪が随分、残っていたので、それにも驚かれていました。

車への昇降を補助するのに100円ショップで風呂の椅子を買って用意しておくなどして、それなりに準備をしていたので事故なく東京にお戻りになられたと聞いてホッといたしましたが、30年以上も都内を出ることがなく、こうして十日町にお越しになられたというのはまさに一念発起なことであったのでしょう。
そうまでしてお越しいただけたことはとても嬉しいことです。
30年以上していなかった旅行をここになって十日町にきてくださるだけ、突き動かしたものはなんだったのでしょう。
それを思うとまだ、何かしたりなかったような気がしてなりません。



棚田は天気もよく大変に喜ばれていました。

きはだやの掃除

今日は日曜でお休み。

明後日、5月3日は三年ぶりの「とおかまち　きものまつり」です。
成人式も同日の開催になります。

きはだやの建物は昨年、国の登録有形文化財に登録されましたが、入り口の部屋を開放して、きものまつりの日には本町二丁目の企画で「あなたの晴れ姿を残そう」企画があります。
そんなこともあったので、今日は午後からきはだやの掃除。
窓ガラスを拭いたり網戸を洗ったりで随分、キレイになりました。
天気もよさそうだし、多くの方にお越しいただけるとよいです。