染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

十日町は雪

2025年02月07日 | 店主の一日
久エ門くんは大分に行ってくれています。
着いた日は雪のようでしたが、、、いいですよね九州。
もう、すっかり雪のことを忘れているかもしれません。
それも出張の楽しみです。
会場には更紗の帯を目指して来てくださるお客様がいらっしゃるようで実にありがたく。


ニュースで大雪の様子を知ったお客様が連絡をくださります。
それでも今年は1月まではそれほどの雪でなかったので、実際のハードな除雪はここ一二週間と云ったところなので、案外みなさん、まだ元気がよいです。


ただ屋根の雪を下ろすタイミングを失ってしまいました。
(わかるはずもないのですが、)こんなに降るなら一月中頃に一度雪下ろしをしておけばよかったです。
もうここまできたら春まで屋根の上の載せておくしかないですね、。

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#トキハ
#新潟物産展
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#更紗帯
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ねこ柄の帯

2025年02月06日 | 店主の一日
今日から11日までは大分トキハさんでの新潟物産展です。
結構広い売場をいただいたので、きはだやの更紗帯、唐桟、十日町、小千谷、塩沢と県内三産地の紬も満載です。
ねこの柄の帯はどこに行っても好評。





#大分トキハ
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そういえばインド

2025年02月05日 | 店主の一日
そういえば、去年の今頃はインドに行っていました。
帯の加工現場を見に行ったり、オーダーをしたりなどなど。


インドの手技や街に溢れるサリーの色に強く心を動かされたのですが、人々の生活にも大変に興味がわきました。
日本ではほとんど気にすることはないのですが、インドの生活を見ていると「カースト制度」を意識せざるを得ません。
勿論、法律では禁止されているのですが、そこにある何かを感じます。それがカーストによるものなのか、それとは違う貧富の差や区別によるものなのかはわかりません。

インドから戻ってきて、長い時間をかけて本を読みました。

別にその分、深く理解したというのではなく、調査による表やグラフが豊富に示されていて、それらを読み解くのに時間がかかったのです。
ただ途中から表やグラフを片目で見るようになってから、内容そのものがわかりやすくなった気がします。
いずれにしても僕には到底理解しきれない深くゆっくりと流れる川があるのだなと。
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今週は大分トキハ

2025年02月05日 | 店主の一日
今週、来週と九州遠征が続きます。
今週は大分トキハさん。2月6日から11日までの催事なります。
久ヱ門君が行ってくれていますが、本日は珍しく大分も雪。


十日町はここ二、三年、それほどの雪でなかったのですが、昨晩からは結構な雪です。
週末は1mほどの積雪だったのですが、あっという間に2mになりました。
きはだやの屋根も相当に重そうなのですが、この屋根の除雪もそこそこ大変なので、このまま
春まで我慢でできればよいなと。
立春とはいえども、一番雪が多いのが1月末から2月10日ころまでのこと。
まだ油断はできませんです。
それにしても昨日は帯広で12時間で1mの積雪があったそうですが、これは大変だと思います。
十日町はまだ雪の備えがあるからよいですが、普段それほど雪が降らない地域となると除雪も追いつきません。
帯広も以前は藤丸さんにお世話になったこともあり
気がかりなとこです。
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東博雪見

2025年02月04日 | 店主の一日
先日、上野の国立博物館に行ったら工芸品の中に「雪」を見ると云う企画展示をしていました。
雪輪模様を始めきものには身近な柄です。
入口に近い場所には田島比呂子氏のもの。
堰出しによる大胆なデザインと雪も繊細さが絶妙にマッチをしています。


こちらは紅型。
あまり考えたことはなかった のですが、沖縄でもやっぱり雪模模様はあるのですね。
鶴がいるので、雪持ち笹というよりは吉祥であるのかもしれません。


そう思っていたらこちらは夏物に加工したもの。
なんとなく見飛ばしていたのですが、こうしてみると夏の生地に雪の柄かぁとも思います。
勿論、ちぢみなんかでも雪輪の柄も多くみかけますので、視点はそこではないでしょうね。

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店主、豆置きをする。

2025年02月02日 | 店主の一日
明日は立春。
今日は節分です。会社はお休みでしたが豆まきをしました。

例年の行事をしないでいるとなんとなく居心地が悪いですよね。
あまり気前よく蒔くと掃除に時に大変なので、声と振りだけで、机の上に豆を置く程度に留めました。
まあ、玄関から外に向かって投る時には少し景気よく蒔きました。
子供達が小さい時には従えて大きな声で鬼を祓ったのですが、流石に僕一人では納まりが悪いですね。
節分が2月2日になるのは2021年以来、その前は1897年だったそうです。
なんのわけでそんなに空いてしまっているのかわからないので、国立天文台にあった「簡単に解説しますね」というページを見たのですが、
さっぱりわかりませんでした。


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しもつかれ

2025年02月02日 | 店主の一日
久ぇ門くんが出店してくれている東武宇都宮百貨店の新潟物産展も残すところ、明日火曜日までになりました。
きはだやの絹唐桟、更紗帯などを持って出店しています。どうぞ、おでかけください。


僕が宇都宮東武さんに行っていたのはもう、随分前になります。
あの頃は小針水産さんが出店していて、宇都宮の郷土料理「しもつかれ」を作る材料に鮭の頭を売っていました。
確か3つで1000円くらいだったと思います。
その鮭の頭を求めに毎日、二百人以上のお客様が見えていました。
毎日、そうして次々と売れていくのですから大変に活気のある催事でした。
久ぇ門君にそんな話をしたら、「ああ、もうそうしたお客様も見ないですね。第一、鮭の頭も売ってないです」と言うていました。
あれだけ鮭を買っていた人たちは一体どこに行ってしまったのでしょうか。
それなりに困っていそうな気もするのですが、あるいは、鮭自体、それほど必要ではなかったのかもしれません。

宇都宮の街も楽しかったなあとふと思うのです。
写真はネットで拾った「しもつかれ」
こうした地域の郷土色はとても楽しいものですね。

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店主、長靴を買う

2025年02月01日 | 店主の一日
長靴に穴が空いていました。どうも外に出るたびに足が濡れて冷たいのはテンションが下がっていけません。
外に出る意欲を失いますます。
長靴を買いました。やはり長靴は「ミツウマ」がよいです。長靴の専門メーカー。
今回はこちら。色は「カーキ」って書いてあるけど、これは「緑」だろ。
「カーキ」と言えばこの包装紙くらいの色かと。




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CAVE-AYUMI GALLARY

2025年01月25日 | 店主の一日
神楽坂のAYUMI GALLARYにはもう一つの魅力があります。後ろに建つビルの地下二階にあるCAVE-AYUMI GALLARY
オーナーの鈴木さんのキュレーションによるコンテンポラリーアートの展示があります。
それほど大きな空間ではないですがそれだけに親密感があります。 
とてもいごこちのよいスペース。
何かと分かりにくいコンテンポラリーアートですが、鈴木さんの話を聞いていると、なるほどな視点が見えてきます。
ボードに囲まれた展示室と隣にはコンクリート打ちっぱなしの展示室があり、二つの空間の対比も面白いです。 
展示作家の水木塁氏がイギリスで撮った写真も並びます。木陰で寝そべって休む旅行者。
「この空間に所属しない誰か」として少しの時間、このギャラリーで過ごしてみたくなるのです。






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宮坂先生のこと その2

2025年01月18日 | 店主の一日
展示品は織機、壁一面の先生が作られた織物の見本裂、設計図、完成品、著作と並んでいます。いずれも先生の仕事の片鱗を見ることができます。



しかし思うに宮坂先生の業績は岡谷のモノづくりの継続、発展を期待して作った「岡谷絹工房」にその集大成を見る事ができます。
展示会場を見に行った日には、自分で若しくはご友人が織ったと思われる帯や生地を使ったバックを持った方が大勢観覧にこられていました。おそらく岡谷絹工房に関連したみなさんなのでしょう。
岡谷に根付いた蚕糸、製織を続ける行動、あるいは指導に向かわれていた全国の織物産地に先生の遺伝子があるように思います。
当時岡谷では夏に「製糸夏季大学」という口座が開かれ、そこに参加する日に、少し早く岡谷に行って宮坂先生に教えを乞うのでした。
先生の自宅に隣接して工房があり、何度か覗かせていただきました。
織機等は今、各産地で使われているものに比べるとローテクなもので、動力は殆どついていません。
現在はシャトルのある織機ですら珍しくなり、複雑な綜絖の制御はコンピュータです。
いずれも宮坂先生が手で行っていたものをより早く作れるようにしたものなのです。残念ながら僕はそうした複雑な組織の織物を理解しませんが、組織というのはそう変わっていないのかもしれません。

宮坂教室について書くとお恥ずかしい事も含めて100年くらいかかるかもしれないので、また岡谷、諏訪を訪れた機会に。

つづく
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