結構楽しく、今年の「大地の芸術祭」を見ているけれど、実のところ「現代アート」と言われてもさっぱりわかってはいないのです。現代アートの展示ということのみならず、カルチュラルツーリズムあるいは地域興し的な側面も多分にあります。そうなってくると多分に地域資源の再発見という側面が強くなっていくのも自明かと。
自然、風土となると少し守備範囲が広くなるのですが、有史以前であれば縄文、近代であれば織物、米、酒、農業、あるいは現存する建築物の再発見がクローズアップされます。
こちらは織物産業にテーマを置いたもの。
きはだやの仕事もしてくださる撚糸業の高三さんの工場での展示。
高機の織機から伸びていくテグスが縦横に工場の中を這い回ります。
僕は織物を生業にしていて、「平らなものしか作れない」ことになんとなく悶々とすることがあるのですが、こうして工場の中を自由に伸びる糸になにか自由さを見た気がします。
きっとまた、何か違うものができそうです。
展示のあった高三さんの工場は残念ながら9月で一部解体されるそうですので、展示期間も8月28日で終わってしまっているとても残念なこと。
自然、風土となると少し守備範囲が広くなるのですが、有史以前であれば縄文、近代であれば織物、米、酒、農業、あるいは現存する建築物の再発見がクローズアップされます。
こちらは織物産業にテーマを置いたもの。
きはだやの仕事もしてくださる撚糸業の高三さんの工場での展示。
高機の織機から伸びていくテグスが縦横に工場の中を這い回ります。
僕は織物を生業にしていて、「平らなものしか作れない」ことになんとなく悶々とすることがあるのですが、こうして工場の中を自由に伸びる糸になにか自由さを見た気がします。
きっとまた、何か違うものができそうです。
展示のあった高三さんの工場は残念ながら9月で一部解体されるそうですので、展示期間も8月28日で終わってしまっているとても残念なこと。