染織工房きはだや 「店主の独り言」

きはだや店主が今日の出来事を語る。喚く。話す。切る。
でも日記は苦手。
皆様の気軽なコメントをお待ちしています。

大地の芸術祭始まる。

2022年04月30日 | 店主の一日
昨日から大地の芸術祭が始まりました。
本来であれば昨年の開催でしたがコロナで一年延びて今年の開催となりました。
おもうところはいろいろあるイベントですが、それはそれで。

写真はひょんなところから出てきた第一回の大地の芸術祭の時のパンフレット

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魚沼産コシヒカリの松乃井

2022年04月29日 | 店主の一日
今日発売の十日町の松乃井酒造場さんと無印良品のコラボ「松乃井」




ラベルのコメントもステキです。





僕は日本酒は燗が好きなのですが、これは冷やして飲んでみたくなるぅ。
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僕は彼を先生と呼ぶ。

2022年04月28日 | 店主の一日
縦糸が整経から出来てきました。
整経の職人さんを僕は「先生」と呼びます。


電話をかけると奥さんがでられても「先生はいらっしゃいますか」と。
奥さんは少し驚く。

何の先生かって?
僕が地元にいたころの剣道の先生なのですよ。
大いに鍛えられ、大いに励まされたので当時のまま「先生」と。
まあ、ありがたいことです。
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店主、再び清方を見てみる。

2022年04月27日 | 店主の一日
清方展に再び足を運びました。
東京での会期も後半になって新聞、雑誌等でも記事の特集が組まれています。
それらの記事のいずれにも書かれていることでもあるのですが、「美人画の大家」ではあるのですが、
やはり「美人画」というよりは「風俗画」なのでしょう。
挿し絵師の元で学んだという経歴もあるのかもしれません。
築地明石町の優美さも魅力ですが、「明治風俗十二ヶ月」のような庶民の生活が表れるよう絵が実によいです。
生活への眼差しが感じられる絵が多いですね。
確かに清方の絵は人だけではなく、周囲の生活道具や景色などが描かれているものがたくさんあります。人と生活が一体となっているのでしょう。
三年前に築地明石町が公開された際に学芸員の先生が話しておられましたが、清方の絵を研究するとその絵が明治のいつ頃、どの場所を描いたのか特定できるほど、細かく描かれているのだそうです。

清方は昭和53年まで生きます。
展示内でラジオに収録された音声が紹介されていました。
戦争が大嫌いだと言っていました。戦時中にはもっと勇ましい絵を描く風潮もあったようですが、清方は反抗するように美人画や風俗画ばかり描いていたそうです。庶民の生活と戦争は全くの対極にあります。
どうも今のこんなきな臭い時代でもあるので、庶民の生活を愛した清方翁の「戦争ほどひどいものはない」という言葉が沁みます。


画像は図録の表紙
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夜の智泉寺をぶらぶら花見

2022年04月21日 | 店主の一日
ソメイヨシノはそろそろ散りますが、枝垂れは見頃。





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東京駅はどっち。

2022年04月18日 | 店主の一日
大手町で丸の内線に乗り換え出て東京駅に行こうとしているのですけどね。
どっちが東京駅か田舎モンにはわからん。




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梅も桜も皆、開く。

2022年04月14日 | 店主の一日
十日町小唄にありますが、「♪梅も桜もみな開く、わしが心の花も咲く」とありますが、意外と本当に梅と桜が一緒に咲いているのを見るのは少ない気がします。

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鏑木清方展をみる。

2022年04月08日 | 店主の一日
鏑木清方展をみました。

「東の清方、西の松園」と言われることも多いようです。
知人の洋画家、I氏が「日本画の美人画って云っても、デッサンがめちゃめちゃで、骨のない軟体動物だ」と言っておりましたが、まあ、それはそれで。
なるほど「築地明石町」に描かれる女性はなかなかの美人です。この絵のモデルは解っているようで、きものスタイリストの江木良彦氏の祖母に当たる方だそうです。
夢二、深水と様々な美人がおりますが、個人的な好みで言えば「築地明石町」の女性が一番好みです。
あはは。

先般、ラジオで聴いたネタではあるのですが、清方、松園は字も絵も筆を使って書いた最後の世代になるのだとか。
松園も戦後まで、清方は1972年まで生きたので当然その生涯には鉛筆もペンもあったでしょうが、字を書くにも筆を使った世代となると、確かに鉛筆を使った世代とは違うものが出てきそうな気がします。
〜作家が、万年筆を使うのとパソコンで書くのでは内容が変わってくるというている人もいらした気がします。〜
手元に「100% KIYOKATA」という図版があります。実際の絵にここまで近づくことはできませんが、目尻や髪の細かな描写が全体感を伝えるのに影響するのでしょう。

美人画の系譜が様々あるにしても、僕は清方の絵が好きです。
妙に着飾ることのない日常の描写の絵が多いからでしょうか。
上村松園は絵を学ぶために今の京都市立芸術大学に入ります。
清方は挿絵画家としてその仕事を始めます。そんな大衆性が僕には向くのかもしれません。
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花粉症と「涙流れるままに」

2022年04月06日 | 店主の一日
桜も近いと思えども今日は花粉症のひどい日でした。
鼻の穴にティシュを詰めてマスクをして知らない顔をしていましたが、鼻水もくしゃみも止まるところを知りません。
「ここでもう一仕事」と普段なら思うところですが、頭もぼんやり(まぁ、いつもぼんやりしているのですけど)するしで、夕方は早々に帰りました。
全くダメです。

せめて「花粉症」と言う名前がもっとかっこいい名前になればよいと思うのですが、それも叶いそうもありません。もう少し強そうな病名がよいです。

ヘンデルのオペラ「リナルド」の中に「涙流れるままに」と言うよく知られたアリアがありますが、今日の僕は「鼻水流れるままにやって感じです。


会社で僕の周りにいる人は鬱陶しかっただろうなぁと思います。
ごめんなさい。

勿論、花粉症とリナルドには全く関係がありません。
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値上げの春

2022年04月06日 | 店主の一日
頼んでいた糸が来ました。
最近、撚り屋さんも忙しくて随分時間がかかります。
それにしても値段の上がるのが早いです。
もうびっくり。
数年前から比べると倍くらいの感じです。
玉糸の細いものはもう買える値段ではないし、極太の真綿糸もあまりみかけなくなりました。
「少し値段も上げないと作っていけなくなっちゃうなあ。。」って感じです。
悩ましい感じです。


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