判決

あまりこういった感じの事を書くのは好きでないのですが、何か気持ちの落ちるところがあったので。

二年前の四月に京都の祇園で自動車の暴走が原因で7人の方が亡くなる事故がありました。
運転していた人の持病の発症が原因で事故が起きたわけですが、事故で亡くなった方の中にきはだやのきものをお取り扱いいただいているお店の方が含まれていました。

お昼にニュースを見ていた時には「祇園の呉服店に勤める女性」と報道されただけでしたので「まさか」と思うだけでしたが、事故に遭われた方の名前が
解って大変に驚きました。
普段は電話で話すだけでしたが、京都に寄ると軽く雑談などをしたりしていたので大変ショックを受けました。
その後も時々、その店に寄ると欠落を感じないわけにはいきませんでした。

今日の判決で加害者側の責任を認める判断がでました。
裁判なので加害者、被害者異なる立場で双方の言い分はあるのだと思うのですが、被害者の一人を知る側からすれば、何か安堵のある話しでした。