中澤君が横須賀さいか屋さんに行っています。
きはだやではきものからショールまで様々なものを作るので、扱うものを一新と云うのは難しいのですが、
今回は柿渋で染めた大判のショールがお目見えです。
なんと云うか、実にいい色です。かなり薄手のショールを草木染めしたものなので、その風合いもまた絶妙です。
初めから濃い染液で染めるとむらがでるので、希釈をしておいから、何度も染め返します。
こうした大きなショールを染める事は最近は減りました。
きはだやが今のような催事に出始めた頃は、出展者の数も少なかったですし、草木染めもそれなりに珍しい頃でしたが、最近では、きはだやのお客様でも玄人並の方もいらっしゃいます。
絞り染めを上手にこなされるかたも多く驚きます。
この柿渋を染めた時に、むらが出たものがあったので、絞って上手く全体にむらを出そうと思ったのですが、なかなか上手くいきません。
「むらの様に見えるけど、これを上手に出すのが難しい」そんな事を云っている人に会いました。
確かにその通りかもしれません。
中澤君は明日まで横須賀さいか屋さんです。