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レバカツと鱈(たら)チリ弁当/上海の隣人

2016年01月09日 | 田舎生活の衣食住
 2016年度の初コケ。正月早々、尻餅をつく失態を演じてしまいました。場所は針医者。診療用のベッドが高くなっているのを忘れ(いつもは低くしてある)、下りようとして足が着かずに、ずっでーん、ころりん。尻餅ついでに転がったのさ。腰を治しに行って尻を打つ。ああ、恥ずかや、恥ずかしや。前倒しに転ぶより尻餅の方が恥ずかしく、尻餅よりも転がる方が更に恥ずかしく、そんな状況でも赤面しなければ冷や汗もかかない(全く慌てず冷静)、自分が最上級に恥ずかしい(笑)。

 レバカツは、豚レバーのカツレツです。我が家にしては、結構濃い目のソースに絡めてあります。








 魚が高くてね、鱈のあらを買ったのは良いが、鱈って崩れ易かったのを忘れていました。鱈チリのチリはちり鍋ではなくチリソースです。ゴボウとネギ、ニンニクとで鱈のチリソース出来上がり(生姜はなかった)。
 レバカツは旨かったけれど、鱈にチリソースはどうかと思うよ。自分で拵えといてなんだけど、余り合わない気がしました。不味くはないけどな。
 ほかにはネギ巻き卵焼き、ヒジキ豆です。時間配分間違えて、ちんたらしていたら、「おっと時間がねえ」。鱈ちりも電子レンジで作っちゃえ。なんとか間に合ったあー。
 全く関係ないですが、「餡子が食べたい」。それだけ。
 

 中国では、実に多くの災難(自ら招いていた部分もあるけどな)に見舞われたのですが、隣人には恵まれました。
 上海で最初に住んだマンション。こっちはちゃんとしたマンション。なのですが、ホールのオートロックが直ぐに壊れて、入れず、会社に戻って寝たりもしたものです。
 最大のピンチは引っ越し翌日に起きました。寝間着姿で大掃除をして、汚れたバケツの水を外に捨てに出た瞬間。風でドアがガッチャン。
 この時、ドアがオートロックだと気が付いたのですが、後の祭り。本当にサーッと血の気が引くのが分かりました。そして掃除が終わったらお茶を飲もうとガスに薬缶をかけたまま。
 我が人生屈指のピンチです。両隣のインターフォンを押すと、右側の人が出て来てくれましたが、如何せん向こうは中国語のみ。ズカズカと隣の部屋に入り込み、ペンと紙を借りて、「戸閉」だの「湯」だの「火」だの書いてもいまいち伝わらない。もう湯は煮えくり返っている筈。
 徐に窓から身を乗り出す自分。それを必死で止める見知らぬ中国人。そこは9階でした。
 それで全てを察したのか、「鍵屋」を呼んで来てくれました。200元も取られたけどな。これは仕方ない。でも本当は50元くらいなのです。あの鍵屋に足下を見られたってこった。
 しかし、親切な隣人のお陰で助かりました。
 後日、日曜の早朝に訳分からん工事の人が来訪した時は、左側の隣人が顔を出し、そしてその隣人が何故か広東語が出来たので、大層助かりました。
 因に、その工事は、家の水が隣に洩れていたんだと。これは自分のせいじゃない。そのマンション、水回りの不備やオートロックの故障やらで何度も大変な目に合いましたとも。
 







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