旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

113 施設の人々 

2010-01-29 19:49:08 | 日記
11月15日 曇り 一時 小雨

 昨夜遅くまで飲んだ為、良く眠れなかったのです。朝早くから目が覚めていて、スベントが皆を起こしに行く足音が聞こえた。

 6時だと言うのにエンスやクヌッドが朝食を取っていたのでした、いつも9時迄寝ている自分が凄く恥かしかったのでした。みんな、早くから働きにでるのを、遅いですが初めて知りました。

 暫らく、キッチンのリンダを手伝った後、部屋に帰り篠原氏の手紙や今までの手紙をまとめて日本に返す手続きをしたのでした。全てで、9クローネかかったのでした。

 今日こそ、これから先の事が分かるはずなので、ヤンの所に聞きに行ったのでした。しかし彼は後からと言ったきり取りあわなかったのです。彼とはこの件で、どうも話づらくて私から言いにくくなるばかりでした。向こうから、何か避けているようにも思えたのでした。

 仕方無く、オフィスで待っていると、ゲァットが入って来たのでした。彼は少し顔色が悪く興奮している様子でした。てっきり交通事故でも起こしたのかと思いましたが、窃盗で捕まったと言うではありませんか。彼は私が好きな少年の一人で、気にいっていたのに残念でありました。
 私がここを去る間際にこの様な事をなすのが、淋しく悲しい気持ちが一杯でした。14日間の収監が待っていると言うのでした。仕方が無い事ですが、その様な人間がいたとは思いたく無かったです。

 尚も待っていると、30分待つ予定が1時間以上待って、やっとヤンが言ってくれた事がクヌードサンが他の所を見つけてくれたと言うのでした。
それなら、もっと早く言ってくれて良さそうなもので、彼が何もしていないのでした。

 これで、何も決まらないなら、土屋氏のユースに世話になって方向を決めるつもりだったので、別段に何の心配もしていなかったのです。ただ、早く言ってもらいたかったです。

 夜はデンマーク語の学校にいったのですが、授業は相変わらずで、いつもの様に終わり、これなら来なくても問題無いと思ったのです。

 帰る時に、バスに乗っていると偶然にイリックに会いました。降りてから、彼の得意のいつもの様に車の話をしたのでした。
 
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 112 ユースでの日  | トップ | 118 ボーンイエメ ロナリュ... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

日記」カテゴリの最新記事