今日8月15日は終戦記念日、そして父の105才の誕生日を祝うはずでした。徴兵を免れ戦争に行かず済んだ幸運度は私に引継ぎましたが、デンマークにいる時に亡くなりました。その頃、50年程前の話に...
その後ユースに行き、アメリカ人がいてユースは賑やかでした。そんな中、昨日会った日本人が10人程で貸し部屋を滅茶苦茶にしたと言うのでした。何か家主ともめて面白く無かったようで腹いせにやったのだと言う、後から、その部屋に入った黒人が訴えたとの事でした。そして、警察に目を付けられているとの事で、ションボリしていました。
暫く皆とアレコレ話をしてからクヌードサン宅へバスで戻った所、奥さんエリザが家事の最中でした。その手伝いをしてから京都の写真を見せて、扇子を渡したりして日本はどのような所かを説明した。上等な日本茶にお砂糖を入れるのかどうかと聞かれたりしました。勿論、お砂糖など入れないですが、それが不味かった。後に、欧州では硬水で美味しく無いのではと思いました。夕食後、彼らは出かけたので、一人、自分の家の様にテレビを見て寝ました。
翌日、エリザが昨日見つけてくれた、老人ホーム(病人の為の施設)を訪れる事が出来ました。ちょうど団体の訪問者がありまずいと思ったのですが、説明も聞けてかえって良かったのでした。その後、施設長と会い直接質問ができる幸運に恵まれました。
次に、酔っ払いの厚生施設を訪問。当時、酔っ払いと聞き少し不安になったのですが、比較的に陽気な人が多くいました。何よりも驚いたのが、スタッフの若さでした。私と同年輩の女性が(もっと若かったかも、私の経験不足でその時は同年輩に見えた)臆することなく働いていたのでした。その彼女が説明して直接案内してくれましたが、説明の、その態度はテキパキして大変、気持よく素晴らしいものでした。何を聞いたか、そのメモも無く分からないとの情けなさ...
見学の後帰ると、北欧でもこんなに暑くなるんだと言うくらいな暑さでした。夜には、チボリ公園に連れて行ってもらったがその時は、人がやたら多くて自分の好みでは無いとの事、しかし後に大好きになりました。後に「兼高かおりの世界の旅」で見たイタリアのチボリに見て、この旅で一番感動したことは後程、書いている思います。社会人になって兼高さんにはパンナムに乗る時にあった事が忘れられないです。ただパンナムさんのご厚意でファストクラスに乗ったので機内で会えず仕舞いでした。