海外に憧れ影響を受けたのは兄がアメリカの地平線を見てみたい!それと毎週見ていたテレビ番組の「兼高かおる世界の旅」。特に路線バスで行ったイタリアのチボリにある数々の噴水、実際に兼高さんと同じ所にいたとの感動と感激は今でも言葉に表現できないです。(注:同じ名のデンマークのチボリは江戸時代からあるテーマパークです。)社会人になって、その兼高さんと偶然同じパンナム機に、こちらは社用でクラスが同じだと思いましたが、歩いている所の彼女を見ただけでした。残念!では続きを..
日本から初めて受け取った沢山の手紙や新聞を嬉しく楽しく読みました。特にタイガースの江夏が球宴で連続9三振を取った記事を、早速部屋に飾りました。
午後、洗濯の後、みんなで屋外プールでへ、水は綺麗でしたが寒いのに泳いでいました。ここは北欧でした。ちょっと風邪気味だったのと、愛用の真っ赤なバンダナを無くして、この寒さ全くテンション上がりませんでした。
夜に、オーデンセン迄行く居候(今となっては居候していた事も忘れてしまっています)村上氏に、ドイツ、デンマーク、スウェーデンとヒッチハイク実績のある私は、今やその道の超ベテランとノウハウを教えました。(思い上がりも甚だしい!)
近くに一人寂しく本を読んでいる女性がいました。声を掛けると、殆ど英語が分からないようで、可愛い娘でドイツから来たと言う事がかろうじて分かりました。それなら、ドイツ語を勉強しようと一生懸命尋ねました。言葉はこうして覚えるものだと思いました。(今や日本語もたどたどしいです!)
その後、2人で外にでましたが、前のカップルの女性がいちいち通訳してくれました。少しうるさく感じたので、別の行動を取りました。2人きりになった所で軽くキッスをすると、意外にも強烈に受けてくれたのでした。今までの、淑やかさはなんだったんだろう、残念ながら全く覚えていません。
サロンに帰ってからも、殆ど英語が通じないので仕方無いので別れようと思ったら、別れの口づけと言うより、もっと激しく抱きついたのでした。沢山の人前でのキッスは強烈で凄いものでしたが、色々あって今や全然覚えてもいません。
翌朝、8時のユースを発つと言い残してやっと寝に行きました。色々あった一日がやっと終わりました。
(本文とは関係ない事ですが、この時期、人が言った事、悪気が無くても裏を取ってから出なければ流言飛語(蜚語)になります。気を付けて下さい。)