旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

590 大阪万博(次回更新 新年5日 第一土曜日)

2018-12-15 06:59:47 | ブログ
 大阪万博、その昔、70年の万博ではガーナ館でココア売っていた人間として複雑な思いがあります。先の万博は私の人生の分岐点でありました。友人の紹介で団体写真を撮るバイトの予定でしたが、ダメになり代わりにガーナ館でのバイト。
 最初は暇で夏から入場者数が異常増え、美味しかったココアも冷やす間もなく売れて、一杯100円、一日、売上80万円。ガーナから来た人は想像できない人と異常な売り上げで、立派なガーナ ナショナルデーに両親を招待出来ました。懐かしい思い出です。今でも忘れていない有難うを、ガーナ語でメダワシピー、ピーが長い程、有難うの気持ちが強いとガーナの人が言っていました。アフリカで肌が最も黒いことを誇りにしていました。

 そんな万博を大阪でもう一度、千里の万博のように海から遠い所でやればいいのに、負の遺産、夢洲という埋め立て地。2025年迄、南海トラフ地震が起きないと大阪府市が保証したと言うことになります。大阪府知事、大阪市長は満面の笑み、みんな万歳。淡路阪神大震災で震度4を体験したものとしても腹立って来るのです。幾ら経済効果があるとしても、絶対に損出の方が多くなるでしょう。又、最近の数々の災害、色々あって東北地震、北海度の震災、他人事にしないでと言います。
 みんな喜んでいる姿を見、その異常さを、不思議に思います。最近南海トラフの情報が無い、地震が起きないと考えているのでしょう。心配性なのでしょうか、台風でさえ、関西空港は水没、想定外だったのでしょう。想定って何なんでしょう。世界の国々から人が集まっても、想定外にならないことを願います。その万博跡地は、マタマタ負の遺産にならない様に、東北震災の事を考えて20メートルの丈夫な塀で周囲を囲むのでしょう。考えられません。大阪万博決定後、南海トラフをマスコミで注意訴えるという人命を何と考えているのか疑問を得ないです。 

 正月が近づくと「正月や冥土の旅への一里塚、目出度くもあり、目出度くもなし」この句を何時も思い出します。冥土まで、もう一里も無いかも知れないです。歩く速度が遅くなったから、旅に時間が掛かると思っていますが、年々、現実味を帯びてきます。本当は、気を付けて、常に大股で、ゆっくりとしたペースでかかとから歩くようにしています。そんな心配をする年になりました。
 年を取ってくると、小またでせわしく歩くとつまづき転倒、大腿骨骨折、そして寝たきり状態になり病院生活を送るという筋書きになります。気を付ける年では未だありませんが、頑張って新年を迎える様にします。頑張らなくては年を越せない情けなさ...

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589 三島由紀夫さんから (次回更新予定は12月15日 第3土曜日)

2018-12-01 04:13:05 | ブログ
 三島由紀夫、著作「金閣寺」、何か重い雰囲気があったのです。ところが先日読んだ「にっぽん製」という作品は明快、分かりやすいでは無いですか!読んでみて、こんな本も書いているんだと思いました。それは知らなかっただけで、解説によると、本来彼の作品は非常に読みやすく、時代の空気をしっかり吸い取って、描写は具体的、丁寧で面白い。一冊で、作者の好き嫌いを決めるのはダメですね。

 1952年から53年に「にっぽん製」は連載され、その半年前に世界一周の後に帰国した三島氏は27才。最後の腹切り自決と言う事が信じられない、「にっぽん製」は間違いなく大衆小説的でした。関係ないことで申し訳無いですが、私はこれから20年後に世界一周の旅を終え帰っています。それをまとめる為に、このブログを自分の旅を想い出、思い出しとして書き始めました。

 デザイナーと貧乏柔道家、愛の物語です。その日本人二人を乗せたスカンジナビア航空(SAS)の48人乗りのDC6が、羽田空港に到着で始まります。(SASのMr.Iさんは当然ご存知ですね!)アメリカ軍から羽田空港が一部返還がなされた時が数か月前だったという事でした。歴史を感じます。私もハワイから同じ空港に着きました。これも関係ないです。

 この本を読んで下さいというのではありません。人生暇つぶし、それに良いのが「最低の軍師」(蓑輪 諒 著)長編歴史小説と言っていますが、娯楽時代小説と言った方が良いと思う程、私は面白かったです。また、話しあっちこっちです。

 記憶障害、新しいことが覚えられなくなる。認知症と違いますが、私の場合が正に記憶障害?になって来ました。結局、私にとっては、記憶障害も認知症も区別がつかないです。これが問題です。  

 新しい事を覚えるのが面倒、スマホは今でも操作困難、テレビを見ていても新しい人がドンドン出て来ますが覚えようと思わない。テレビ離れの一つで皆がスマホ、ゲーム、PⅭと他に走っているのも現実です。一つには製作費を惜しまざるを得ないのか、当て外れの多いシリーズものを止め、勝手に今売れていると決めた人をⅯⅭに、ひな壇に一昔前に売れた芸能人を添えた番組が多くあります。 又、時代劇が民放で無くなりました。良い脚本が無い、製作費がかかる割に視聴率が取れない事にあると思います。

テレビ離れが進んでいると思うのは私だけ、「Youは何しに日本へ」だけ面白い今日この頃です。もっと本を読みましょう。もう少し三島由紀夫を読んで、何でも直ぐに興味を持つのは困ったものです。小説って本当にいいものです。
 
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