旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

421 ジャネーの法則 

2015-06-27 05:05:31 | 思い出日記
 フランスの哲学者ポール ジャネーの理論として年令とともに逆比例して時間が短くなると言っています。この法則が「ジャネーの法則」です。つまり、時間を10才の子供に比べて50歳の人は5分の1短く感じるといっています。私もその感覚が大変良く分かる年になってきました。

 以前、デラックス マツコさんが、テレビで言った事を紹介して、同じ1年を5才の子は5分の1、そして40才は40分の1程度に感じると言っていた方が分かり易く、同じ事を言っているのです。流石に流行りのタレントが言うと分かりやすいです。 勝手ながら、それ以来マツコファンです。先日テレビで見ると、益々太ってきましたが、身体が心配です。
 分かっています、他人の心配より自分の事を気をつけます。昔、大阪にいた時より、ダイエットして14キロ減です。でもご心配無く(誰も心配していない!(^^)!)、学生時代とほぼ同じです。

 時間は過ぎるのが早いですが、ケガをすると若い時と比べて回復が遅くなっています。大腿骨等を折ると麻酔と人口骨折、しばらく入院しなくてはいけないです。この長さが、老人でしたら殆どがボケ始めるというのです。 
 多分、日常会話が殆ど無い、出来ない。たまに来る看護師さんとの会話が全てとなっています。だから、入院するとボケるから早く退院した方が良いといいます。まず、医者に診てもらい鎖骨を折った程度なら、自分で治す事を第一に考える、鎖骨は重さを支えない、その他の骨は重さを支えるからくっつくまで安静にしないと治癒しない。鎖骨だけは動かしていても安静にしているのと同じで問題無いと100歳迄生きる人は実践していました。入院を避け、できうる限り骨に関して医者を離れ、自分で直す方が良さそうです。誰でも年をとって来ると骨を折りやすくなってきますから、よう注意が必要です。

 介護施設、良い施設です。キッチリ薬も朝昼晩と飲んでいますが、ただ、どうしても会話が年寄り同士の会話となります。それでもいい方で、部屋で寝ているの方が多くなっています。
 毎日同じ話、会話をする、それと違う世代の人と話す機会が殆どありません。家族の人が会いに行くべきですが、部屋に行き、1時間と言わず10分もいれば話も無くなって来ます。できれば、ズ~と家族と一緒にいた方が良いと思う様になりました。
 それが出来ないからとお叱りを受けますが、現場を見ていませんが、デイサービスも、自分から何かをするという意欲が生まれて来ないと思うのです。でも、やった方がいいと思います。人によりますが、自分で何でもできる人は近親者の近くにいて、1人住まいができる人はそれを薦めます。

 福祉国家であるスウェーデンでも老齢者の自殺が多いと聞きます、難しい処があります。でも、もう他人ごとではありません。

 
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420 日本の字

2015-06-20 04:56:30 | 思い出日記
 介護のバイトをして思わぬ所に日本語というより日本の字の良さを発見しました。日曜日には80名程の血圧と体温を目線を相手に合し、スクワット訓練と思い測定しています。食事を給仕する時に、日曜だけ数がフロアが違い30名程、その人達の顔も覚えていないのです。

 ゲストが食事を終えたら食器を片付け、どれだけ食べて飲んだかを主食・副食書そして飲物と分けて一人づつ書く必要があります。リストの中からその方の名を、30名数名の中に一人の名を早く探すのは大変です。その時に漢字、平仮名、片仮名が書いてあると非常に見つけやすいのです。少し大げさですが、新しい発見です。

映画字幕を書いている戸田奈津子さんが言っています、「乱暴な言い方をすれば、字幕で映画を見るのは日本だけだと。お客さんが字幕を好んだのですね。理由はいろいろありますが、日本人は勤勉だから外国のことを正しく知ろうとする。本物を好むのです。日本人はトム・クルーズの肉声を聞きたいけど、海外の人はトムの声に興味はないから吹き替えの方を取る。(字幕に追われて、本当は聞いていないかも?)あのひどい戦争を体験し、娯楽が何もない中で日本国民全員が映画ファンだったのよ。今じゃ考えられないでしょう。(本当にそう思う)
 何よりも日本は識字率が高かった。ここはあえて過去形で言いますね。それに日本語は字幕的な言語なんです。漢字は一字みれば意味をパッとつかめるでしょ。視覚的には漢字が文章を引き締め、ひらがなは柔らかい。あのバランスが大画面で見たときにとても美しい。残念ながらその素晴らしい文化が崩れつつあります。
 映画字幕の翻訳と通常の翻訳は別ものなんです。字幕が字数に縛られていることを知らない人から「誤訳」などと批判を受けることもありますが、気にしません。もちろん間違った訳や下手な意訳はいけない。理想的な字幕は、観客に字を読んだという意識が何も残らない字幕なんです。画面の人が日本語をしゃべっていたと錯覚を起こすくらい「透明な字幕」が一番いいんです。」

 映画を英語で聞こうとするのですが、戸田奈津子さんの字幕であると安心していられるのです。そして母が映画好きということもあり、小学校のころから映画館でよく映画をみるようになった事を今、感謝しています。
 
 映画「真夜中のゆりかご」はスウェーデン語でした。主人公の刑事が自分の子供が死に、ドラッグに溺れた夫婦の子と彼の子の死体と取り換える話でした。最期にホットする場面がなかったら本当にしんどい映画でした。滅多にない言葉でも翻訳家はいるのです。

 忘れもしない1988年人気絶頂期のエディ・マーフィーの「星の王子ニューヨークへ行く」は、字幕が本編を面白く無くした映画です。字幕に支えられる映画もあるのだと気づきました。

  でも、映画って本当にいいですね。
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419 先ず100歳迄

2015-06-13 04:36:41 | 思い出日記
 スキーヤーの三浦雄一郎が滋賀の函館山に名前だけ覚えているエアーターンをデモンストレーションに来た時に、高校生の時に初めて見ました。まだスキーの初心者の私にとっては急な斜面も、あの低い山へよく来たなとズ~と思っています。

 その雄一郎のお父さんは全く知りませんでしたが、息子が70歳でエベレスト登頂に成功した時、そのトレーニング方法、足首に1キロのおもりをつけて歩くことをやった人だったのです。

 スキーを続けてきて、還暦を過ぎてから海外での滑降を始め、70歳の時にヒマラヤ、77歳でキリマンジャロを滑降する。88歳の時には、アルプス・オートルートの完全縦走を果たす。2004年2月には99歳でモンブラン山系のヴァレブランシュ氷河からのスキー滑降を成し遂げ、同年9月にはスポーツ振興への貢献により内閣総理大臣表彰を受けた。100歳では、アメリカのスノーバードで、親子孫曾孫の4世代での滑降を行い、話題を呼んだとは恥ずかしながら全く知らなかったです。

 その三浦敬三さん100歳と日野原重明さん(聖路加病院元医院長)93歳が一生元気を実現する生き方の処方を書いた(100歳「元気生活」のススメ)という本に、

 「そんな事は今までやっていないからできないではなく、やっていないからやろう」その考えの中で、
 (1)「何か愛する事によって生き生きすること」
 (2)クリエイティブに何かを生産することで生きがいを持つ
 (3)逆境やストレスを受けても、それに耐えることによって成長すれば人の痛みや不幸が分かる様になる   耐え ることによって、人をいたわる、愛するという能力が養われ技術が磨かれていくのです。

 人と接してその人が低姿勢で無理を承知で聞く態度、とりあえず無理を押し通す人等、遅くは無い、そんなことも考えていなかった自分を改めなくてはいけないと思います。

 定年後、急にやることが無くなり色艶を失って「濡れ落ち葉」になってしまわないように、75歳からでもまだ使っていない遺伝子を使い始めれば、自分では気がつかなかった能力が開化するはずです。父親から1万6千、母親から1万6千、計3万2千の遺伝子が内在しているといいます。その遺伝子を使わずに死ぬことは両親に申し訳ないと思います。 

 新老人の75歳までは その準備期間と考え、今から「人生のモデルを見つけ」、先ず、足の衰えは外出嫌いになるから、今まで以上に歩くこと重点的にしていこうと思っています。
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418 新語

2015-06-06 03:50:27 | 思い出日記
 どんどん新語が普及し、その反面、数多くの言葉か死語になって忘れ去らて行きます。{死語とは、既に使われなくなった言葉のことである。 また、あらわすものが無くなっ たために死語となることもある(「半ドン」など」とあります。

 私が小学生の頃、「田舎の香水」つまり、肥え壷をそのように言っていたのです。遠足に行くと「田舎の香水」と良く言っていました。「茶柱」が立つといい事があると良く言われましたが、お茶事体、パックかペットボトルになって、茶の葉が無い、「茶柱」もう死語かも知れないです。

 新語としてのタレントと言う言葉は、横山ノックが政界に出た時分に、父親がそのタレントという意味を聞いて来たのでした。今から45年以上前に京都では新しい言葉になったのだと思います。その父親の考えが最近、良く分かる様になり、どんどん増える新語について行くのが大変です。

 森高千里がブレイク(いつだか知りません、Tさん済みません)した頃、谷村有美や遊佐未森などアイドルとミュージシャンの魅力を 持ち合わせた人々の意味で,彼女たちをこう呼ぼ ... しかし,清純さが売りの芸風と,この フレーズのどこか品がない語感が合わず短期間で死語と化した。これなどあったことすら知らないです。

 シカベル、MM(まじ、ムカつく)、チョベリバ…意味がわかったら年がバレる「死語」として紹介されています。これ等、私の場合、知る前に死語になりました。

 まあ、反対に正しい言葉を覚えるのが面倒なのか、TPPとはなにかと漠然と覚えていれば世の中の話が分かると言うものでは無いかと私は思っています。環太平洋パートナーシップはいかにも長く覚えづらく、お覚える前に無くなっていくのも少なくない、覚えていないのに少なくないは言いすぎです(一人突込みです)。

 そもそも日本人特有かも知れないですが、新しい言葉を作ったり、取り入れるのが上手いと感心します。新しい言葉が出て来て、無くなっていく速さが尋常ではありません
 
 こんな記事が新聞に載っていました、「今宵も大賑わいの天満ビニシー通り. 中心に盛況だ。もともと出店費用を抑える“苦肉の策”だったが、ビニールシートの略「 ビニシー」を冠して「ビニシーバル」などと呼ばれ、表からみえて気軽に入れる」と私の好みに合っていて、天満の方で急増しているようですので機会を見つけて行きたいと思っています。

 今日は侍の本を読んでいて、「茶葉柱」と書いてあったので、死語だと思い調べてみました。
 
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