旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

798 ユースであった事(次回更新予定日 新年二日 第一土曜日)

2020-12-19 05:33:44 | 目標

   メリークリスマス、そして良いお年を!大谷良慶(清水寺管主)さんが100才の時に「いつ死んでもありがとうや」と一年前に774話で紹介!毎年この時期に良く頭に浮かぶ「正月や 冥土の旅へのー里塚 目出度くもあり 目出度くもなし」。10年前このブログを書く迄、自分の日記を一度も見た事がありませんでした。その時から4,,096日、今や日記の存在すら分からない状態です。自分でもこんな事があったかな、色々な事を思いだしながら書いています。毎回前置きが長くなりますが、デンマークでの話の続きを..

 肌寒い一日でありました。ユースの朝の仕事は早く終わり、皆で芋の皮むきをしていました。この皮むきで色々な形を作ったりして皆で楽しんだのでした。思えばささやかな楽しみをしたものでした。男4人、毎日いるとこうなると言うのを気づくのは、それからズート後の事でした。
 外の掃除をしなければいけないので、3人で外へ出ました。少し前から降り出した雨の中、半そででの作業は一段と寒く感じたのでありました。未だ、夏 真っ盛りの7月17日の事でした。
 
 昼食のゲストも誰も来なかったので、仕事を皆でやることは無いのでカードで誰がやるかを決めたのでした。(じゃんけんでやるのでは無くカードでやるとは、洒落ていますね。)その結果、私は何もやる事が無くてブラブラしていました。すると何度も雇い主のおばさんが見回りの如くやって来たのでした。気まずい思いをしながらも、そのまま何もしないでいました。部屋に帰り、眠れずに仕方なく寝転がっていました。その時、部屋を間違えたアラブ人が入ってきました。彼らはここに仕事を求めて長期滞在している危険人物達でした。その後、又、ノックをして返事をすると立ち去って行く事がありました。危ないと思っていました。

 夜にも黙って戸を開ける人がいると言う事もあり、ますますこの部屋が狙われている感じがしていました。皆に部屋が狙われている、部屋の中にあるものが狙われていると言うべきだと思ったのでした。
 新入りと私が掃除をしている間、他の連中はと言うと、チボリ公園に女子中学生と遊びに行きました。私は興味が無く、そのままユースに留まっていました。どうして彼らが中学生を女として見ているのか、凄く疑問でした。後で分かった事でしたが、その中に18歳の女の娘達が混じっているのを聞き、やっと納得したのでした。向こうの18歳はかなり大人びていました。ドイツ人がグループで良く泊りに来るのは、後になって知りました。

 


797 仕事初めはユースから(次回更新予定日 12月19日 第三土曜日)

2020-12-05 03:58:41 | 目標

 「何にでも有難く!」マンションの管理員をしていると、デイサービスでのおやつを私の為に残して煎餅1枚、時には、柿1個、あめちゃん3個とかを3日と開けずに下さる箕面のおばあちゃん(と言っても年は10歳も変わらないので...)に有難く感謝しています。昔、兄が三つ子を授かった時に、大正生まれの京都の叔母が関東にいる兄が困っていると思い古着を送った時に、受け取った兄は古くて着せられないのを有難く感謝したと。その気持ち踏まえて、と言うより近づく為に、特に最近は受け取る時に本当に有難く頂いています。では話の続きを...

 今日がユースで働く実質初日で朝は早くから目は覚めていましたが、他のメンバーは7時30分になるのに未だ起きていませんでした。突然土屋君(同僚)が目を覚ましたのでした。朝食はなかなかボリュームがあり、仕事始めは、実にいい加減で何時からとは関係なく直ぐに仕事を始めました。

 今日はユース内は比較的に静かでしたが、仕事の床拭きは大変で時間がかかりました。どうにか終えて昼食の時間となり、皆で食べた食事はナカナカ美味しかったとメモっています。今ならメニューも書くのですが...
 昼食の客を待ちましたが誰も来ずに結局、我々の食器を洗っただけでした。私がゲストとして泊まっていた時の人達もいたので非常に恥ずかしく思ったのでした。プライド?この時点で、そんなものもあったのでした。ただ仕事は比較的に楽でした。

 仕事は収入の面の事を考えなければ自由もあり楽しそうで、三食ベット付き、4人(3プラス1)が一部屋で寝起きで、プラス1は居候の村上さんでした。面白いメンバーで、取りあえず夏はここにいて、その後は又考えれば良い事にしました。

 翌日も客は少なく楽な仕事でしたので手紙やはがきをまとめて書いたりしました。ユース宛てに日本からの手紙が届くであろう事を期待してポストに、早速後輩が一人入ってきました。どうやら年上らしいが、ここでも、一日だけ早い先輩となりました。
 4人部屋に5人となり居候氏のいる場所が無くなったのでした。その居候を頼って来たのが後輩であると言うのでした。結局、居候のいる場所が無くなって出なければならないとは気の毒でした。(彼がどうして働かなかったか何故居候を、全て不明です。) 

 ここでは一番新しく入った人間が新人教育担当になるらしく、さっそく仕事を教える担当者になりました。なんと2日にして古手になりました。