旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

534 死語(毎週土曜日に更改しています)

2017-08-26 04:30:12 | ブログ
 瀬戸内晴美=寂聴「信じるという能力は、文明の進化につれて失われる。つまり教育が高まるにつれて失われる。信じる能力は文明とは逆行するのである。」凄く納得しますが、半面淋しい事を知らしめしています。
 両手に荷物を持っているのでお持ちしましょうと言うと、両手持った方がバランスが良いと断られた事がある。それは、生きる目標としてしている尊敬する日野原さんとの瀬戸内さんの思い出話です。(老人ホームで、できる限り自分で行う様にしているのは、間違っていないと思います。)

 その日野原さん、延命治療を断り天命を全うされました。痛みだけは御免ですが、延命治療は受けたくないです。大兄が延命治療を断った時に、生きる事を拒否したと思っていました。施設で沢山の老人を見ることになって、ただ生きているだけの人もいますが、本当にそうなのか未だ分かりません。
 難しい判断ですが、ハッキリと言える間に、別れを聞くのは耐えられない辛さがありますが、この頃「一期一会」という事を改めて認識しています。
 
「人間は忘れるという知恵を持ってる」いい言葉です。私の場合は豊富な知恵が内在していると言えます。哀しい事等、少しでも忘れて淋しさ悲しさを和らげてくれるでしょう。兄は私のボケに心配してくれますが、そもそも認知症と老化による変化は違うというのです。

 忘れると言うと、京都も遠くなりました。「行ってらっしゃい」という事を「おはよおOお帰り(やす)」と言いますが、親が生きている時に普通に言ってたことです。大阪に住んで、私にとっては死語になっています。その言葉を使っていたのが、30年以上、いや40年近く使っていない、残念ながらもう使わなくなりました。

 ついでに学生時代に「いいやんね~」(標準語では、言ははる?)と言う大阪の娘(こ)の言葉を聞いて、可愛いいな!いい言葉だなと思った事を思い出しました。大阪を見直します言葉です。

 余り聞かなくなった、ぼんくら(盆暗)!この言葉の語源を今になって知りました。丁半博打で、掛け金が、どちらに足りないか、どれほど足せば同じになるか、瞬時に見て声を発する。これを「盆に明るい」と言い。その逆を盆暗と言うとの事で、共に知らなかったです。この言葉も死語と言えるかも?

 「かんてき」忘れていました「七輪」分かりましたが、五徳、これも死語になると思います。もう既になっているかも。生きている間に死語が増えてます。そして新しい言葉が増えてます。時代に遅れない様に頑張ろう。 
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533 テレビ(毎週土曜日に更改しています)

2017-08-19 04:33:35 | ブログ
新聞に72才で自分は死ぬと決めていた人。その理由が、父親、兄が72才で死んだから自分もその年に死を迎えると言う、かなりくだらない理由でした。何故気になってかと、偶々、私も72才で死を迎えられたらと思っています。それまでに死ねば葬式費用等、つまり保険金の支払い期日が72才の誕生日迄となって、迷惑かけず死ねるからだけの話です。それもくだらない。それまであと少し、頑張らなくてはと思っています。
 
 「あなたの健康法は?」と 「なるべく昼食時からお酒を飲むようにする」「それは夜ではなく昼食時にも飲んだ方がいいという意味ですか?」「そうではなく朝から飲んでは健康に悪いので昼からにするよう、気を付けているという意味です」「ではいつも朝から?」「起き抜けのビールをプハッ。うまいんだこれが。でもなるべくそれを気をつけようと」「それが健康法と?」「健康法といえば健康法です」。
 又、蛭子さんが、真面目な顔で「立ち食いそばに入れる生卵2個を一個にしています。」と言うように人それぞれ健康?に気づかっています。

 テレビは殆どのお年よりの必需品となっています。大きな音を出して、隣に聞こえて困ると思っていました。気が付くのが遅いですが、廊下にうるさく聞こえる音も、耳が遠い方のいる隣の部屋には聞こえない。上手くなっているものです。本でも読んだらと、しかし目が、悪くなって読めない人が多いのです。
 
 若い人は(私も含み)テレビ離れが始まっているというか、かなり前、外国の人に同じ様な番組ばかりだと言われた事を思い出しました。ドラマにするより安い、芸人をひな壇に座らす番組が多くなっています。

 TV東京は素晴らしい、低予算でオリジナル番組を数々作り、世に送り出していると感じます。「Youは何しに日本へ」等、素人で上手くやっていると感じます。外国から飛行機代金を払っても芸人に比べて費用が安いと判断した番組も多くなったのでしょう。この番組は、成田空港で待ち受けるので、航空料金もいらないので国内旅行を経費に考えるだけで良いと、本当に安く済んでいます。
 残念ながら、月曜日の夜は、毎週卓球に行って見られないです。他局もこれに似た番組が増えて来ています。

 家族揃って見るTVが以前の様に娯楽の中心ではなくなって来ました。時代はどんどん変わり、私だけかも知れないですが、時代を追いかけて、ついて行くのが大変になって来ました。
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532 高齢 (毎週土曜日に更改しています)

2017-08-12 04:42:36 | ブログ
 高齢者とは何歳から? 他人事だと思っていると思います。私もです。年月、それより1日が早すぎます。幾つになればそう呼ばれるのか、なんにしても高齢者が増え続けている現状、その渦中にいる団塊世代が問題になっています。

 そもそも団塊とは、かたまりと言う事で、第二次世界大戦直後の日本において1947年から1949年にかけての第一次ベビーブームで生まれた世代であります。
作家の堺屋太一が1976年に発表した小説『団塊の世代』で、鉱物学で一塊の単位で採られる鉱物の呼び名ノジュール(nodule)の訳語を世代をあらわす言葉として用いたことにより登場した言葉であるとされています。

 政治家は主に少子化を問題視して、内閣府特命担当大臣(少子化対策担当)なるものを創りました。それを創るのなら、同じ様に「高齢者対策担当」なるものを創設するのも考えなくてはと思います。どこでも団塊の世代はのけものです。今から死んで行く人間、年寄りは票には結びつかないのでしょうか? 数は多いのに、それも痴呆症になって行く人も多くあると思われます。そのような人が多くなり街に溢れる、そんな世にならない事を願っていますがどうなる事やら。難しい事です。

 重症の痴呆症の方が、2泊だけ施設を利用しました。初めて知った重症者、自分の名が分からないし、言えない。今いる所が分からない。じっとしていられない。多分不安定な気持ち、状態でそうなるのだと思います。誰も望んでなっていないですが、それはそれはなりたくないと思いました。
 直ぐうろつく、テレビの画面を触る、ものを叩く、「ねえねえ」、どうしましたと聞くと黙りこんで涙ぐんでしまう。何をしたいか自分で分からない、この方を受け入る施設は難しい、精神病敷しかないでしょうと聞きました。多分この様な人が街に溢れる事になるかもしれないのです。

 益々増えていく高齢者ドライバーが、起こす事故も問題化しています。メディアが再々取り上げるのに、20年先の事を考えない政治家がもっと考えなければならないものとして、高齢化社会です。問題児の団塊の世代は、長生きしますよ...。
 
 テヘランで認知症教育を4,500人の小学生を対象とした認知症教育を行ったという事を知り、先ず、日本の方が必要です。小さい頃から、認知症教育を受ける、子供は自分の思った事を口に出す。子供の時に認知症を知るという事は、大変大事な事と思います。 
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531 好きで...(毎週土曜日に更改しています)

2017-08-05 07:14:27 | ブログ
 生涯続けている事、残念ながら、ずーと続けるようなことが見つからな無かったです。テニスは思う程、右手に力が出なくなり止めました。最近、引きこもり状態の人の気持ちが分かってきて、卓球は夕方になると行くのが面倒になり、これではダメだと奮起しています。一つの事を一生続ければ良いのですが中々そうはいかないです。

 物心ついた頃から、将棋を続けている藤井4段は凄いです。将棋は強いのは分かりますが、メディアの応対が素晴らしいです。経験とか周りの環境に慣れるのか、中学生に見習う必要が数々あります。それはそれで情けないことです。将棋は小学生の時、町内会で優勝という輝かしい過去が?あります。これ一筋にやっている事は殆ど、いえマッタクありません。

 思うと行動ですが、長くは続かないです。流行りに直ぐ乗かって、そこそこ人並みになんにでも到達すると、それ以上努力すれば良いのに、伸びない理由がそこにあります。墓場が段々と近くなっているのに、遅すぎますが、やっと自分の事が分かって来ました。何にでも興味を抱く、考えてみれば、これはこれで良いかもしれません。

 いずれにしても人生終わる迄に、満足できればと考えています。いつまでも夢は持つべきだと感じています。イタリア、フィレンツオーラに、もう一度行きたいです。そこが、どんなになっているか、思っていた通りか知りたいのです。これが夢といえば、夢です。
 
 子供の頃から好きだったのが映画鑑賞です。各年代別に映画の趣向と環境も変わっています。子供の時と言うより大人になっても、今の様に映画を見る状況ではなかってです。前の映画を終わる前に、席取、つまり結末を先に見るという事でした。
 「寅さん」の映画も好んで見ましたが、一緒に見に行ってた友達が面白くないと言われた時からどうも見る気を失くしました。それ以来、極力一人で見ることが多くなりました。本当は、友達がいなかった淋しい人間です?一度、タワーリングインフェルノを仕事をサボって見ましたが、仕事をしていた方が楽だったと思う程、手に汗をして見た覚えがあります。

 ロンドンが好きな理由の一つには、映画館の多さでした。外国人、観光に訪れる人が沢山いるのかが、確か、済みません昨日の事も不確かなのですが、何年もロングランで続けている映画もありました。一度、古い話で失礼しますが、仕事でロンドンに行った時に、レスタースクウェアに映画館が昔のままあったのに感動というか、懐かしさ一杯でした。それと「桜」が京都以上美しかった事を思い出しました。

 
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