旅、思いで思い出し           何も知らずに旅にでた!

昔ズート昔、旅をした。何も知らない私が、若かった,若いだけだった!
半世紀前の事....

796 施設廻りからユースへ!(次回更新予定 12月5日 第一土曜日)

2020-11-21 04:38:51 | 思い出日記

 マスクを持ってたかな?と忘れ物が一つ増え(通常は幾つ?いずれにしても)家に戻らなければならない日も多くなりました。最近は一日一年、そして10年が非常に早く感じる様になり、時はドンドン過ぎて行きます。忘れていた昔を振り返って見るのも良いものです。10年前に書いたブログをもう一度と言ってくださった方に再度、本当に感謝しています。では...

 朝9:30分に労組(どうして突然労組?)の人と会う約束になっていました。急いで行くと、まだ来ていないと言うので外で待っていると、気軽に声を掛けてくれる男性。その人と一応の話の後、私の仕事の話を聞きました。やはり難しいとの事で、もう一度3時半に来るように言われ、それ迄、エリザの推薦の幼稚園や図書館に行きました。

 ケネディ大統領を記念して建てたケネディーガーデン(多分、幼稚園)迄かなりの距離を歩きました。予定の人がいなくて、若い4人のスタッフが対応して説明してくれたのです。特に、目のやり場に困る程、胸を大きく開けた魅力ある女性が熱心に説明をしてくれました。最後にはピクニックに誘ってくれました。その後、亭主の話を!独身では無かったのです。残念ですが?とにかく、とてもフレンドリーでした。予定の時間に労組に行くと、結果はまだ出ない明日だと、仕方なくユースに一旦戻りました。

 翌朝、SAS(こんな所で航空会社??全てを完全に忘れています。)の仕事を得られると期待して電話をすると、結果良と出たのでした。3時30分に昨日の場所に行くと、少し待つと目的の人が来たので握手、そして学生証を見せました。とんでも無い聞き違いと言うか語学力不足であった事が分かりました。彼はタクシーの運転手で私に様々な仕事を見せてくれる為に、特別に来てくれたのでした。
 気の良い人で町中を案内して、消防署の中迄案内してくれました。途中で彼女を捨って家まで行き御馳走になったのでした。申し訳無い程、良く食べ、良く飲みました。子供がいて一緒に町案内の続きをした後、ユース迄送ってもらいました。行きずりの人間に何故こうも親切か、デンマーク人の人の良さを感じます。今ならスマホ対応、到底考えられません。1971年、良き時代でした。それと良くまあ突然にこれだけの施設に行けたものだと、エリザのアレンジの素晴らしさに再度驚きます。
 戻ると、たまたまユースの仕事が、夏場は給料が安いがこれで辛抱しようとアレコレ思い悩んだ末に決めました。一先ず勉学を休み、単純な仕事でしたが、気の良さそうな日本人もいてどうにかやれそうだと思いました。


795 施設訪問(次回更新予定日 11月21日 第三土曜日)

2020-11-07 05:19:01 | 目標

 間寛平さんが芸能生活50年を振り返って『ひとえにみんなのおかげ。僕はホンマに努力していないから。みんなに支えられていると思うもん。いくつになっても甘えんぼやね。』と、同い年の私も同感と言うか、その言葉まんま私の事です。こんな事があったな、様々な事を思い出しながらの50年前。その当時の名前とか、それどころか、そこにいた事も忘れています。(最近は酷いです!それは別(>_<))それらを承知で付き合って貰えればと嬉しいです。では、そんな話の続きを!

 ユースにはアメリカから来た人達がいて賑やかでした。日本人が10人程で貸し部屋を滅茶苦茶にした!何か家主ともめて面白く無かったようで腹いせにやったのだそうで、後から、その部屋に入った人が訴えたとの事。警察に目を付けられているとションボリしていました。

 暫く皆とアレコレ話をした後、路線バスでクヌードサン宅へ。エリザが家事の最中で、早速手伝いしました。(路線バス、お金が無いのは強い。今ならタクシー、と言って今持っている訳ではありません。念の為!

 その後、京都の絵はがき等を見せ、扇子、風呂敷を渡して日本はどのような所かを説明しました。持ってきた日本茶にお砂糖を入れるのかと聞かれ、日本茶に砂糖??勿論、入れませんでしたが、まあ不味かったでした。それを不味いと言えなかったのでした。後から考えて欧州の硬水のせいだと思います。夕食後、彼らは出かけたのでテレビを自分の家のように...そして勝手に寝ました。

 翌朝、エリザがアポを「病人の為の高齢者施設」に、ちょうど団体の訪問者がありました。まずいと思ったのですが説明も聞けてかえって良かったのでした。その後、院長と会い直接質問ができる幸運に恵まれました。

 次に、酔っ払いの厚生施設を訪問。酔っ払いと聞き少し不安になったのですが、陽気な人が多くいて、何よりも驚いたのがスタッフの若さでした。同年輩の女性と思いましたが、デンマークの女性は背が高く、実年齢より上に見え、もっと若かったかも?彼女が説明して直接案内してくれましたが、その態度はテキパキして大変、気持よく素晴らしいものでした。

 訪問後、北欧でもこんなに暑くなるんだと言うくらいに日本と変わらない暑さでした。夜には、チボリ公園に連れて行ってもらいましたが、人がやたら多くて自分の好みでは無いと思いました。その後大好きになって30年後、再び訪れました。その時にはヘルシンガー迄ドライブに、こんなにも良くしてくれたのに感謝の気持ちが少なく足りなかった事を悔いています。この前、高齢者施設のバイトを辞める時に、大きな花束を頂いた時に同じように感謝の気持ちを表すのが相変わらず表現下手、生涯かけて、それも短くなったけれど変えていくつもりです。