たいちゃんの奥の細道

~人生、すなわち旅也~

ヨシ焼きを見る。そして収穫祭を見に行く

2024年03月05日 22時19分57秒 | 日記

動物園を忘れる初春の1日

 

3月2日(土)

今日は近所・・・といっても5㎞程離れていますが、きらら浜自然観察公園の「ヨシ焼き」です。

公園内の葦(ヨシ)原の、約1/2の2ヘクタールを毎年交互に焼くものです。

 

「ヨシ」ではないですが、県内では「秋吉台の山焼き」という一大野焼きイベント(?)があるのですが、それに比べれば小規模ですが、勝負が早いというか、飽きないというか。

ぶっちゃけ「ちょうどよい規模の野焼きイベント」です。

 

09時30分

自宅を出て、きらら浜自然観察公園へ向かいます。

えっと、5分程ですね。

現場ではボランティアの方が朝から準備している様です。

特に説明があるわけではないので、そのままヨシ焼き現場(?)へ歩いて向かいます。

 

ざっと50人程が見学に来ています。

テレビ局・新聞社も何社かいますね。

そんな中、10時ちょうどに点火です。

風下からの点火で、早く広がり過ぎず、遅すぎずじわじわと葦原を焼き広がっていきます。

時たま風向きが変わり、追い風となると一気に燃え広がる。

生き物の様な火を見るのは、楽しくもあり、恐くもあるのです。

 

11時30分に一旦帰宅し、午後のイベントに向かいます。

午後は山口県セミナーパークで「中山間地域づくり収穫のつどい」というイベントがあります。

「収穫」といっても、野菜や果実の実売がある訳ではなく、各地の中山間地域づくりの団体が集う「交流会」みたいなものです。

実は・・・と、いうか我が自宅、関係機関の資料によると「中山間地域」に属しているほどドップリと田舎なのです。

自宅の周辺は主に農地(水田)なのですが、我が家は農家ではないので、何となく田舎に家があるという感じです。

ちなみに自室の窓から見たたことのある動物を列挙すると「イノシシ、キツネ、タヌキ、ウシ(=近所の牧場から逃げて来たらしい)」という感じです。

特に特徴がある訳ではない「ただの田舎」なのですが、進む過疎化と高齢化は割と深刻で、心のどこかに「なんかできないのかな」とか「盛り上げる手立てはないのかな」いう思いがあるのですが、正直「とっかかり」が見いだせず、とりあえず、「情報収集」というか「動向調査」というか、ほんわりとした気持ちで参加してみます。

ついでに今回のイベントの呼びかけメンバーが、徳山動物園ボランティアの同じクマ班の方がいるので、半分「冷やかし」の部分もあります。

 

で、各地の状況を見るにあたり気が付いたことがいくつかあります。

1 中山間地域づくりにB/Cはない

 特になにか補助事業を・・・とも考えていないのですが、全体の雰囲気として、「何か、もりあがっていればいい」という雰囲気です。

 

2 資金は大事

 で、何かするにも予算が必要な訳で、あちこちの団体の話を聴く限り、「活動資金をどうするか」というのが大きな課題となっている様です。

 

3 若者の参画が少ない

 もう一つ大きな悩みとして、一緒に活動を盛り上げる若者の参入が大きな課題との事です。

 若者って言っても、どうやら50代~60代も含めてとの事のようですが、結局のところ後継者が入ってこないのが問題の様です。

 

まっ、「だろうね・・・」

という感想を持って、会を終わったのですが、「自分の地区をなんとか盛り上げる・・・」の実現には、まだまだ先が長い話になりそうです。

 

閉会後は、明日、行われる「ヨウタを偲ぶ会」のお花を購入し家路に着きます。


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