内的自己対話-川の畔のささめごと

日々考えていることをフランスから発信しています。自分の研究生活に関わる話題が多いですが、時に日常生活雑記も含まれます。

恒常的極私的戦闘状態一兵卒のクリスマスを前にした青息吐息の独り言

2017-12-21 22:05:45 | 雑感

 明日が年内最後の授業。その後、年末まで少しはホッとしたいな。もうすぐクリスマスだしね。が、できない。年内締切りの原稿がある。ほかにも念頭を去らない案件がいくつか。この一年、なんか走りっぱなしって感じ。しかもゴールが見えない。来年はもっと大変そうだなぁ。ひょっとして、ゴールなんてないの?
 ちょっとつらいよ、これは。どこかでバタッと倒れて、それっきり、なんてね。あっ、でも、それはそれでいいかも。もうその後のことは気にしなくていいから(ってか、気にしようがないじゃん。それとも怨霊にでもなる? でも、それじゃ、まわりはいい迷惑だね)。
 もう人生の残された時間は少ないのに、何一つ、仕事らしい仕事をしてないよ。これが私の仕事だって人に胸張って示せるようなこと、それこそ、何一つしていない。ただその場その場でやらなきゃいけないことをやっつけてきただけ。それだって、ほんとうにやらなければならないことだったのかどうか。ほとんど、誰がやったって同じ、いや、私より人のほうが優れた結果を残したに違いないようなことばかり。
 何やってんだ、俺。なんか、すべてが、とても、空しい。
 こんなネガティブ思考に今さら突然陥ったのではありません。もう何十年と、つねにそれと戦ってきているのです。毎朝、目覚めると、「ああ、まだゲームオーバーじゃないんだ」(これって、ちょっとだけモーツァルト的? なんてね)って、起床。戦闘再開。休戦も、終戦もない、きっと死ぬまで。
 誰が選んだ、こんな人生 ― おまえだろが ― はい、そうです。
 明日の午後から夜にかけてだけは、どうか、これらいっさいのぐだぐだを忘れて、楽しむことを許されたい、切に。