今日は、朝から晩まで、月末締切りの原稿の作成に没頭した。
と単純に言い切ってしまうと、実は少し嘘になる。まだ時差ボケのせいで、真っ昼間にもかかわらず、机に向かってじっと参考文献に目を通していると、抗いがたい睡魔が襲ってくる。そうなるともうまったく文章が読めない。
どう対処するか。和室で座り机を使わせてもらっているのだが、座布団のかわりに布団を敷いて、睡魔が襲ってきたらすぐ横になることにした。無理に睡魔に抵抗しても無駄である。無駄な抵抗はやめよう。睡魔様がお出ましになったら、「あら、いらっしゃぁ~い」とばかりに、すぐに布団の上に横になってしまう。そのまま睡魔様と一緒に少し眠ってしまったこともあったが、それにしてもせいぜい二、三十分である。
このような無抵抗主義的睡魔対策を講じながら、食事時間以外は、午前十時から午後十時まで原稿と向き合った。この非暴力作戦が功を奏したのか、先が見えてきた。あと四日ある。なんとかなりそうだ。
今日は、もう、ほんとうに寝ます。おやすみなさい。