赤い太陽にキッス! 

旅日記、旬の花をパチリ!
ランチあちこち、スウィーツ大好きも書きます。
そうそう、 朝一番の太陽にキッスも・・・

24.対馬・宗家の菩提寺 万松院

2013年06月26日 19時12分24秒 | デジカメ旅日記
24.対馬・宗家の菩提寺 万松院

椎根から厳原市街地まで戻ってくる。
厳原は城下町です。



所々、高い石垣の塀が今も残っている。
1軒の武家屋敷跡をカメラに納めてから宗家の菩提寺 万松院を見学する。


本堂に上がってお詣りをしてから説明を受ける。
朝鮮国王から寄贈された三具足が置かれていた。



やはり隣の国との交流が盛んだったんですね。

後水尾天皇第三皇女の書になる額、徳川歴代の御位牌などが置かれていた。
本堂をお参り後
金沢市の前田藩墓地、萩市の毛利藩墓地とともに日本三大墓地の一つとも言われている墓地へ
123段の石段をのぼった。



大杉をはじめ鬱蒼とした木々に見守られ
歴代の藩主と一族の墓が並んでいた。

23.対馬だけで見る、椎根の石屋根

2013年06月26日 12時50分44秒 | デジカメ旅日記
23.対馬だけで見る、椎根の石屋根

椎根集落で、対馬のこの近辺だけにある石屋根の高床式倉庫群を見学する。
集落の住居もすごく立派な大きな住居ですが、住居から少し離れた川沿いに
石屋根の倉庫が建てられていた。



火災から食糧や貴重品をまもるため母屋から離して建てられているのだろう。




重そうな板状の頁岩で葺いているのは、
武士以外瓦を使用することを禁じられていた事、

海風の強いこの地方の生活の知恵で
風に飛ばされないようこの地方で産した板状石で葺いたのでしょう。
今でも使われているそうだが、段々瓦葺に変えられているようだ。

22.元寇の歴史にふれる小茂田浜神社

2013年06月26日 04時46分53秒 | デジカメ旅日記
22.元寇の歴史にふれる小茂田浜神社

小茂田浜神社は蒙古襲来(元寇)で、3万余りの元の軍隊と900隻の軍船
に勇敢にも挑んだ対馬の守護代 宗助国とわずか80余騎は
全員玉砕した御霊を祀っている神社です。





元寇は1271年、1281年の2度に亘って対馬壱岐を壊滅的に侵攻した。
今小茂田浜は海浜公園として美しく整備されているが
この美しい入り江に蒙古軍が雲霞の如く押し寄せ男どもはその場で切り捨て、
女達は手の平にロープを通して束にして、子供たちは連れ去る。




今も元寇犠牲者をしのび武者行列や蒙古軍を迎え撃つように西の海に向かって
神官が弓を2回引く所作などをしているそうだ。


蒙古襲来と神風ぐらいは知識としてはあったが、ここで書かれたものを読むと
戦いの非情さと同時に高麗、元に対して強い嫌悪感を感じざるを得ない。

神社の片隅 日露戦争戦利品と書かれた大砲の弾が飾られていた。

国境の島の辛苦の跡が偲ばれます。