今朝6時に散歩に出かけたが、気温はマイナス5度で、久しぶりに山里の冷気を味わった。
田んぼの雪解け水が凍り、あたりは霜で白くなっている。
雪が消えた後の畦や土手のあちこちで、蕗のとうが顔を出している。
蕾が膨らんだ水仙は霜をまとって寒そうだが、春の陽射しを受けて間もなく開花するだろう。
ネコヤナギの軟らかい羽毛が、針のように鋭い霜をつけているのが対照的で面白い。
山里の厳しい冷え込みの中で、植物たちは寒さに耐えて春の装いの準備をしている。
日が高くなると気温がぐんぐん上がり、ダウンを思わず脱いだ。
飛騨の春は昼夜の温度差が大きいので、着る服を選ぶのが難しい。