↑ 参道も掃き清められた
↑ 準備を終えた露店
日ごろ、円空彫刻教室でお世話になっている
荒子観音寺の節分会の手伝いに行ってきた。
お守りやお札、福笹、福豆の販売をしたが
次から次に訪れる参拝客を相手に
金銭や縁起物の受け渡しには神経を使った。
朝から6時過ぎまの長丁場で、いささか疲れたが
裃を着て壇上からから福豆を撒くことも出来た。
節分は季節の分かれ目を意味するもので
立春・立夏・立秋・立冬の前日を節分と言う。
季節の変わり目に邪気が生まれ
それを追い払うための行事が、昔から行われていた。
特に、立春(2月4日)は1年の始まりで
その前日の節分会は、極めて重要な日でもある。
観音寺の住職は
「節分にまく豆は、魔目や魔滅の意味が含まれ
炒り豆を使うのは、射るにつながるから」と、語っておられる。
名古屋では、名古屋城を守護する
「尾張四観音」が定められ
荒子観音、笠寺観音、甚目寺観音、龍泉寺観音の節分会が有名である。
大勢の参拝客は、手を差し出したり
袋かざして懸命に福を呼び寄せていた。
節分会の裏方と準主役を無事勤め
今年は厄も去って、運も開けることだろう。