名古屋・名駅街暮らし

足の向くまま気の向くままに、季節の移ろいや暮らしのあれこれを綴ります。

久屋大通公園で思うこと

2014年02月16日 | 歩く

今朝の散歩コースは錦1丁目から3丁目を経て
久屋大通を北に向かい、外堀通りを歩いてきた。

名古屋随一の盛り場「錦三」の朝は
ゴミや吸殻が散乱し、残飯をあさる
野良ネコやカラスばかりが目立つ。

久屋大通は、戦災復興事業で誕生した100メートル道路で
若宮大通のランの館辺りを起点に、外堀通りまでの区間を言う。

名古屋の中心街栄を南北に貫く道路は
中央分離帯が久屋大通公園で、エリアごとに
セントラルパーク、エンゼルパーク、リバーパークなどと名付けられている。

中心にテレビ塔が聳え、周辺にはオアシス21、愛知芸術文化センター
NHK名古屋放送局などがあり、松坂屋、丸栄、三越百貨店もこの近くに店を構えている。

公園内には池や噴水、せせらぎ、花壇などがあり
姉妹都市や友好都市のモニュメントも随所に配されている。

セントラルブリッジを渡ると
久屋大通公園の北部に位置するリバーパークに出る。

ここの「ロサンゼルス広場」には
マリリン・モンロー、クラーク・ゲーブル
グレゴリー・ペック、チャールトン・ヘストンなど
懐かしい映画俳優の手形や足形の複製板が設置されている。

「南京広場」には、友好都市南京から贈られた
「南京六朝華表」のレプリカが建っている。

銘板には「~南京・名古屋が友好都市結成以来
友情の橋がしっかりと架けられております。
~中日両国民の世々代々の友好を続けましょう。」と
中国・南京市革命委員会名で刻まれている。

友好都市35周年を記念した文化交流祭が
昨15日に開かれたと、中日新聞が伝えていた。

河村市長の「南京虐殺はなかった」と発言したことを機に
交流が停止し、市長も交流祭の出席を見送っている。

35年の友好関係が脆くも崩れてしまったが
せめて市民レベルの友情ぐらいは持ち続けたい。
コメント (2)
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