今朝も冬晴れの空を
何組ものカワウの群れが
北に向かって飛んでいった。
最近は堀川へ下りて、羽を休めたり
餌をとる姿を見かけない。
今の時期は、コノシロや
ボラが遡上しないので
長良川や木曽川の上流へ
一直線に向かうのだろう。
岐阜県の渓流釣りが
2月上旬から下旬にかけて解禁になる。
アマゴやイワナ、ヤマメなどが
放流されるので、それを狙う採食行のようだ。
大食のカワウやアオサギに狙われては
いくら放流しても追い付かないだろう。
↑ 左のレンガ造りが旧加藤商会ビル
納屋橋の脇に建つ、旧加藤商会ビル地下のギャラリーで
「”堀川を清流に” 10年間を観る」のパネル展示が行われていた。
高年大学鯱城学園の環境学科受講生が
1年間水質測定をし、OBの過去10年間のデータも併せて
パネルにまとめられている。
活動の狙いは、一人でも多くの人に
堀川の状況を知ってもらい
更に堀川に興味を持って貰いたいとのことだ。
鯱城学園は、高齢者の生きがいづくりと
地域活動の核となる人材の養成を目的に設立されたが
現在は名古屋市から指定管理者へ運営が移管されている。
生きがいづくりはともかく
堀川の浄化に取り組む高齢者が増え
啓蒙活動もしてくれれば
高年大学の存在意義は増すことだろう。