↑雲一つない納屋橋の朝
親戚の年忌法要があったので、会場の
お寺へお参りに行ってきた。
ごく近親者だけの法事で、本堂に位牌や御供えを飾り、
住職の読経と参会者の焼香で30分ほどで終わった。
若い住職の読経は上手いと思うが、簡単な挨拶だけで
終わってしまうのが、なんともあっけない。
せめて説話とか、唱えたお経の解説ぐらいは、
あってもいいと思うのだが・・・
年忌法要は仏教の教義に無く、寺院経営のために考えたという説もあるが、
それを打ち消すぐらいの内容にしないと、時代対応が難しくなるだろう。
今日も仏事への意識よりは、久しぶりに会った親戚と
食事をしながらのよもやま話の方に意義を感じた。
法事をする人も少なくなり、三回忌で終わる家も多いと聞くが
時代にそぐわないしきたりは、仏事に限らず廃れていく。