
昨日からの雨も上がり、
青空が戻ってきた。
風が強く朝のうちは肌寒かったが、
午後の陽射しに暖かさを感じた。
都心の桜は強い風にあおられて、
花びらが勢いよく舞っている。

キリスト教中央教会栄の桜は、
早くも葉桜になっている。

芸術文化センター前の桜並木は、
ちょうど満開の見頃に間に合った。

栄交差点近くの「ギャラリー彩」で、
友人の絵画展を鑑賞してきた。

高校の同級生で、ここ数年「手」を
テーマに描いている。

いずれの手も、節くれ立って力感が溢れていた。
多くの職人やお百姓に出会い、松の根っこのような手を、
いく度も見ている。
こういう人たちと付き合っていた頃は、何となく
手を見せるのを躊躇ったことを思い出す。
都会の元勤め人の手は、にわか職人や百姓を
やっていても隠しようがなかった。
この絵は、「手は人生そのものだ」を、
表現したのだろうか。