今日は、妻の実家で義父の初盆があるので、
東名高速を走って浜松へきた。
先日、身内だけの内施餓鬼を済ませているが、
遠州地方の一部ではお盆に、町内の人や友人知人
などがお参りする、盆義理が行われる。
盆飾りをした祭壇に、お供えの品や食事を
供えて準備をする。
午前中にお寺へ迎え火の種火を貰いに行き、
玄関に盆提灯を出し迎え火を焚いて故人を
お迎えする。
お参りする人は概ね午後から夜までで、その間
家族は礼服でお迎えし、お礼とともに
「盆義理返し」をお渡しする。
名古屋の初盆は、これ程大掛かりにすることはなく、
菩提寺で行われるお施餓鬼だけで、家で立派な祭壇を
設けてすることはない。
同じ仏事でも、ところが変われば、内容も大きく
変わることを初めて知った。